大学時代、英語を使う仕事に就きたいと漠然と考えており、航空業界の講師が来学された際に、客室乗務員の仕事の魅力を伺ったことが、現在の仕事をめざすきっかけになりました。また、広島修道大学のグローバルコース^※に所属していたため、2年生の後期を米国オレゴン州で過ごしました。さまざまな国籍の学生との学習やホームステイ、2カ月のボランティア(老人ホームと児童館)などを通して得た学びや経験を、お客さまと接する現在の仕事に生かしています。加えて大学時代、英語圏出身の先生方とお話しするなど、普段の生活で英語に触れる機会が多かったことや、3カ月に一度、TOEICを受けたことで向上した英語力は、現在の業務でも役立っています。

※グローバルコース…グローバルな視野を持ちながら地域に根ざして活躍できる人材の育成を目的として開設されたコース。現在は募集終了。

現在は国内線・国際線に乗務し、安全かつ快適にお客さまを目的地へお運びしています。機内ではさまざまな出来事に対する気付きや対応力・判断力が必要であるため、常に五感を研ぎ澄ませながら乗務しています。お客さまのなかには、フライトを楽しみにされている方や飛行機に乗るのが不安な方などさまざまな思いをお持ちのお客さまがいらっしゃいます。私たちが、お気持ちに沿った対応をすることで全てのお客さまに安心してフライトを楽しんでいただけるよう日々努力しています。そのような中で、最もやりがいを感じるのは、お客さまから感謝の言葉をいただいたときです。お客さまに喜んでいただきたいと考えて行動したことで、お客さまの心に残る何かが出来たと感じるときはとても嬉しく思います。

※掲載内容は全て取材当時（2023年）の情報です。