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活躍する修大生 Vol.6

日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画に参加した高野 航太さん(国際コミュニティ学部 国際政治学科4年)にインタビューをしました! 
国際コミュニティ学部 国際政治学科4年 高野 航太さん

  

メキシコへの興味はスポーツから

広島東洋カープのドミニカ共和国出身の選手のファンだったことから、広島在住のドミニカ共和国出身の方とSNS で交流を始めました。そのことをきっかけに中南米に興味を持ち、スペイン語で交流したいと思うようになりました。スペイン語の個人レッスンをしていただいたメキシコ人の先生から、日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画のことを教えていただき、スペイン語力向上とメキシコ文化に触れることを目的に応募しました。広島県は1名の募集枠でしたが、東京オリンピックで聖火ランナーを務めたことや、SNSなどで積極的に海外の方と交流していることなど、目標を持って意欲的に活動していることが評価され、研修生に選ばれました。

目標を全て達成した充実の研修生活

メキシコの友人と野球のユニフォーム交換

2022年10月から2023年7月までの10か月間、メキシコ国立自治大学の語学学校でスペイン語を学びました。スペイン語の基礎的な文法を一通り学び、スペイン語の習得に努めました。多国籍の人が集うクラスであったため、授業で様々なテーマを議論する際に国際情勢の話になることもありましたが、大学で学んだ国際政治学の知識を活かし、自信を持って議論に臨むことができました。友人も沢山でき、メキシコで有名な「死者の日」や、お祭り好きなメキシコならではの盛大なパーティーに参加するなど、様々なメキシコ文化を体験できました。また、広島東洋カープとメキシコの野球チームのユニフォームを交換したり、メキシコ人に日本料理を振舞ったりと、広島や日本の文化を伝える活動にも精力的に取り組みました。語学学校での学び以外に、広島県と友好提携を結ぶグアナファト州での研修もあり、在レオン日本国総領事館やマツダメキシコへの訪問など、貴重な経験ができました。
研修中は、日墨生(日本からともにメキシコに来ている研修生)と近況を報告し合うなど、非常に意識の高い集団の中で、研修を全うすることができました。スペイン語の学習、現地の人との異文化交流など、研修前に設定した目標を全て達成できた充実した10 か月となりました。

夢は日墨の発展に貢献すること

これまでにも異文化交流を行ってきましたが、実際に現地でメキシコ文化を肌で感じたことで、異文化理解力がより高まったと思います。スペイン語が上達するにつれて、より多くの人とコミュニケーションを取れるようになったことから、スペイン語力向上の意欲がさらに高まったので、引き続き学んでいきたいです。
また、社会人の日墨生や現地で働く日本人との交流で、今後の進路の視野が広がりました。現地の野球やサッカーのイベントに参加した際に、スポーツを通した交流は自分が最も力を発揮できると手応えを感じたため、将来、日墨のスポーツの交流に携わり、両国の発展に寄与できればと考えています。
 

積極的な行動が思いもしない経験に繋がる

スペイン語を学びたい、メキシコ文化に触れたいと思い行動したことが、今回の研修参加に繋がったと思います。メキシコでも、積極的に話しかけることを心掛け、それを実践したからこそできた経験が沢山ありました。自ら積極的に行動することで、想像もしていなかった経験に繋がることが多くあると学びました。どんなことにも積極的にチャレンジしてみてください。
※掲載内容は全て取材当時(2023年)の情報です。