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大学院 経済科学研究科

経済社会、情報社会、地域社会。これらの発展に貢献する研究者や高度専門職業人を養成します

研究科長 太田 耕史郎 教授

クラウドコンピューティングによって情報がネットワークでグローバルにやり取りされる現在、情報技術の重要性はますます増加しています。

経済科学研究科では、コンピュータに関する知識と技術に加えて、経済学や法学、マネジメントの専門知識を培うなど、最新の情報技術を駆使して現代経済を読み解きます。個人情報保護士などの高度専門資格の取得、公務員試験合格を後押しするほか、研究者や情報技術、経済に関する高度な知識を一般企業で生かす道も開けます。また半年完結のセメスター制や昼夜開講などの弾力的な授業を実施しています。

特色を知る

社会人が学びやすい昼夜開講制

本研究科では、社会人の便宜をはかって昼夜開講制を導入し、昼間(9:00~18:00)、夜間(18:30~21:35)いずれの時間帯の講義科目も履修することができます。一般学生の授業は昼間(9:00~18:00)に行います。

長期履修学生制度

長期履修学生制度とは、3年又は4年で計画的に修学し、当該課程を修了することのできる制度で、本研究科では社会人入学試験の入学者のみが適応対象となります。
この制度の適用を申請し認められた場合、学費は1単位毎の単位制履修料を納付することになり、修業年限が3年又は4年になっても、その学費は標準修業年限の2年分とほぼ同額となります。

課題研究論文による学位取得

本研究科は、従来の修士論文審査による学位授与に加えて、特定の課題についての研究の成果「課題研究論文」を審査することで修士論文審査に代える方法を採用しています。これにより、勤務を持つ社会人が勤務先の日常業務を通じて取り組む特定の課題について研究し、それを課題研究論文としてまとめて修了することができます。

半年完結のセメスター制

本研究科は、1年間を前期・後期に分け、様々な専門科目を集中的に履修していくセメスター制を採用しています。セメスターごとに完成した授業科目を学習することで、より系統的な学習が可能となり、各自の興味、関心に応じた履修計画の修正や組み直しが容易となります。

専攻について

現代経済システム専攻(博士前期・博士後期課程)

この専攻では、金融問題や国際経済問題、財政を含む経済政策の具体的問題など、現在の経済社会における重要な諸課題を、経済学と情報処理技術を利用した分析を通じて研究します。博士前期課程修了後は、銀行・会社などの実業界、公務員、専門職、自営業などに就くほか、博士後期課程において博士号をめざしてさらに3年間学ぶことも可能です。

研究テーマ例

  • 技術進歩と経済成長
  • 不況と財政・金融政策
  • アジアにおける貿易と金融の連関

経済情報専攻(博士前期・博士後期課程)

この専攻では、コンピュータを応用するシステム科学や情報科学を用いて経済情報を分析したり、情報化社会や環境などの学際的な諸課題の解決方法を研究します。博士前期課程修了後は、情報関連の業務、銀行・会社などの実業界、専門職、自営業などに就くほか、博士後期課程において博士号をめざしてさらに3年間学ぶことも可能です。

研究テーマ例

  • 現代社会における情報セキュリティー
  • 経営情報とサプライ・チェーン
  • 社会システムのシミュレーション分析

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マクロ経済学の理論・政策の理解と日本経済のマクロ分析。

マクロ経済政策研究

マクロ経済学は、ケインズ派と新古典派、短期マクロモデルと長期マクロモデル、閉鎖経済モデルと開放経済モデル、マクロ経済理論とマクロ経済政策などに分類されます。マクロ経済学は実践的かつ総合的な学問であるため、中級レベル以上のマクロ経済学を学修する際、基礎的な数学、統計および経済史にも言及します。現在、日本経済は長期停滞に陥っています。マクロ経済政策研究の課題の一つは、長期停滞からの脱出策を探求することです。

学位の種類

表はスクロールすることができます。

 
研究科 専攻 学位
現代経済システム専攻 博士前期課程 修士(経済学または経済情報)
博士後期課程 博士(経済学)
経済情報専攻 博士前期課程 修士(経済学または経済情報)
博士後期課程 博士(経済情報)

入学・収容定員

表はスクロールすることができます。

専攻 課程 入学定員 収容定員
現代経済システム専攻 博士前期課程 8 16
博士後期課程 2 6
経済情報専攻 博士前期課程 8 16
博士後期課程 2 6

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