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活躍する修大生 Vol.5

ウィーン開催の国連支援募金30周年記念サイド・イベントに日本代表として参加した松長 明音さん(健康科学部 心理学科3年)にインタビューをしました! 
健康科学部 心理学科3年 松長 明音さん

  

夢の一歩となった学外活動

私が所属する健康科学部心理学科では、学外での自主的な活動を促すことを目的とした「活動推進学期」があり、学生が地域に出てさまざまな活動に取り組んでいます。私は、その活動の1つである薬物乱用防止啓発活動に参加しました。活動をするうえで必要な知識を身につけるため、薬物乱用防止教育認定講師養成講座を受講し、大学生薬物乱用防止認定講師の認定を受けました。認定後は、広島県ヤング薬物乱用防止指導員として広島県内の小・中学校で薬物乱用防止教室を開き、子どもたちに向けてクイズ等で薬物乱用防止を啓発する活動をしました。
大学の授業で学んだ心理学を、薬物乱用防止啓発活動や薬物使用者の心のケアに役立てることができたらと思い活動しました。警察官をめざす私にとって、夢への一歩となる、とても貴重な経験でした。

日本の若者代表として

3月14日にオーストリアのウィーンで開催された「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金30周年記念サイド・イベントへの参加は、活動推進学期でお世話になった広島フェニックスライオンズクラブに声をかけていただいたことがきっかけでした。そこからイベント参加への応募、面接試験を経て、日本の若者代表者として選ばれました。
参加することが決まってからは、本番まで2カ月と短いこともあり、毎日大学で先生と英語でのスピーチの反復練習をしました。英語でのスピーチ経験がなく、最初は無謀な挑戦だと感じ、とても不安でしたが、3名の先生に手厚くサポートしていただき練習に付き合ってもらうことで、少しずつ自信につながっていきました。英語が未熟なので、目線や表情、笑顔で強調する単語をどれにするかなどを意識して準備し、重要なことが伝わるように発表方法に力を入れるなど工夫しました。

総理官邸への表敬訪問そしてウィーンでの発表本番

表敬訪問の様子(広島フェニックスライオンズクラブより提供)

日本からは3名の学生が若者代表としてイベントに参加しました。日本出国前に総理官邸へ表敬訪問した際には、日本代表としての自覚がさらに芽生え、気が引き締まりました。それからはあっという間に本番を迎え、当日はイベントの規模の大きさに圧倒されたことを覚えています。スピーチでは、「大学生が子供たちに薬物乱用防止啓発活動の教室を開くことで薬物について知ってもらい、薬物使用者とならないために、小さくても良いので何か自分が没頭できるものを見つけてほしい。」などをお話ししました。

何事もあきらめず努力すること

イベントへ応募した当初は、正直ここまで大規模なものとは思っていませんでした。準備しているときは失敗するのではないかと、とても不安でした。しかし、大学の先生や活動先の関係の方々のサポートにより成功したと思っています。
何事もあきらめず努力することで、形になっていくと思います。無謀だと思えることにも、ぜひ挑戦してみてください。

ウィーンでのサイドイベント会場にて(広島フェニックスライオンズクラブより提供)

支援募金贈呈式にて(広島フェニックスライオンズクラブより提供)

※掲載内容は全て取材当時(2023年)の情報です。