
加藤 慶大さん
人間環境学部 人間環境学科 2022年3月卒業
福助工業株式会社 ラミネート工場 業務課
持続可能な生産体制の構築に向けて
食品などのパッケージを製造するラミネート製品工場で、製品の製造スケジュールを組んだり、お客さまから納期のご希望を伺ったりと、工場の生産現場とお客さまをつなぐ生産管理を担当しています。
人口減少に伴い、製造の分野でも人手不足が課題となる中、人員減に対応できるよう、製造予定立案の自動化を進めるなど、持続可能な生産体制の構築に部署全体で努めています。しかし、機械で仕事のすべてを補うことはできません。社員一人ひとりの成長が、今後の会社の成長に必要だと考えます。私も、日常の仕事が単なる作業ではなく、知識・経験として昇華できるように努め、会社に貢献できる人材をめざします。
人口減少に伴い、製造の分野でも人手不足が課題となる中、人員減に対応できるよう、製造予定立案の自動化を進めるなど、持続可能な生産体制の構築に部署全体で努めています。しかし、機械で仕事のすべてを補うことはできません。社員一人ひとりの成長が、今後の会社の成長に必要だと考えます。私も、日常の仕事が単なる作業ではなく、知識・経験として昇華できるように努め、会社に貢献できる人材をめざします。
生活を“もっと”良くするパッケージを製造したい
現在は、食品や医薬、生活用品など、暮らしの中のごく身近にある品々を安全・安心とともに手に取っていただけるよう、ラミネート工場でパッケージを製造しています。パッケージは中身を取り出すと捨てられてしまうものですが、もしもパッケージがなければ流通できない商品も世の中にはたくさんあります。今ある商品が、“もっと”長持ちする、“もっと”衛生的に運用できる。そんな生活の“もっと”を増やしていけるような製品製造をめざして、社会の役に立つことができればと考えています。
社会が重視する「環境」という学問に取り組んだ4年間
大学の講義では、企業の持続可能性などを学ぶ機会がありました。また、企業のCSR(社会的責任)における環境経営について学んだ時には、さまざまな業種の企業の取り組み事例などに触れることができました。
現在、製造業や食品、エネルギー等、さまざまな職種、業界で環境が重要視されています。実際に職場でも、「CO2の削減」や「食品ロス」というワードを耳にしますし、私が思っていた以上に現場での環境への取り組みは複雑だと感じています。こうした視点を持てたのは、4年間を通して環境という学問に取り組んだからこそだと実感しています。
現在、製造業や食品、エネルギー等、さまざまな職種、業界で環境が重要視されています。実際に職場でも、「CO2の削減」や「食品ロス」というワードを耳にしますし、私が思っていた以上に現場での環境への取り組みは複雑だと感じています。こうした視点を持てたのは、4年間を通して環境という学問に取り組んだからこそだと実感しています。
修大生へのメッセージ
広島修道大学には、7学部13学科による幅広い学問に加え、授業のことから就職活動まで、学生生活を送るうえでのサポート体制が充実しています。また、地域とのつながりも強く、広島という県の特徴を最大限に生かしたプロジェクトやボランティア活動ができることも魅力の一つだと思います。私の学生時代は、コロナ禍の影響で学生生活の大半が制限され、そのような活動が思うようにできませんでしたが、自分たちが主体となってプロジェクトを進め、協創していく学外での活動なども、広島修道大学ならではの魅力なので、ぜひ学生生活のなかで学外にも目を向けてさまざまなことに挑戦してもらえたらと思います。
※掲載内容は全て取材当時(2024年)の情報です。