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心理学専攻(博士前期・博士後期課程)

心理学専攻 (博士前期課程) は臨床心理学領域と心理科学領域から構成されています。臨床心理学領域では公認心理師と臨床心理士の受験資格を得られるカリキュラムとなっています。博士後期課程では実験研究を中心に指導を行い、研究者の育成を行っています。本専攻では開設の1978年以降、これまで多くの大学教員を輩出しています。

臨床心理学領域 (博士前期募集定員12名)

 臨床心理学領域では、(財) 日本臨床心理士資格認定協会から指定を受けた臨床心理士養成課程および国家資格である公認心理師の資格取得に対応する専門課程を設置しています。長い歴史を持つ心理科学領域での基礎心理学の知識を活かしつつ、さらに臨床現場で必要とされる専門的知識およびスキルを身につけた専門職業人の育成をめざします。修了後は、保健・医療、教育、福祉、産業・労働、司法・犯罪の分野にて、公認心理師および臨床心理士として活躍することが期待されています。当領域の学生は、子どもからおとなまでの幅広い相談に応じる地域に開かれた臨床心理相談センターで実習を行います。このセンターには、実践と研究を行うための充実した設備が整っています。
【臨床心理相談センター】
子どもからおとなまでの幅広い相談に応じる地域に開かれたセンターです。センターには、面接室4室、行動観察室、プレイルーム2室、カンファレンスルーム、院生実習室3室などを配置。大学院学生の学内実習はここで行います。 

専門領域

  • 学校臨床(教育分野に関する理論と支援の展開 ほか)
  • 発達臨床(障がい(児)心理学特論、心身医学特論 ほか)
  • 方法・技能(投影法特論、臨床心理査定演習、臨床心理事例研究実習 ほか)
  • 地域援助(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践 ほか)
※( )内は科目名です。

心理科学領域 (博士前期募集定員2名)

心理科学領域では発達心理学、社会心理学、教育心理学、精神生理学、認知心理学、応用心理学を専門的に研究するためのカリキュラムを用意しています。指導担当となった教員のもとで実験研究を履修しながら、国内外での学会発表、論文投稿を行いながら研究者を目指します。本専攻には博士後期課程もありますので、将来心理学の研究者を目指すこともできます。
【こころLAB】
協創館4階の「こころLAB」には各専門領域の学部生、大学院生が実験や調査の準備をするための実験準備室、各種生理指標を測定するためのシールドルーム、2系統の実験を一度に実施できる2部屋の防音室、ワンウェイミラーや録画装置が整った行動観察室、ネットワークを介した社会実験が可能なブース実験室、複数の面接室など実験環境が充実しています。これらの実験室の多くはクラウドを活用した予約システムで管理されており、実験参加者プールもSonaシステムにより常時可動状態にあります。実験準備室も専門分野ごとに整備されており、年中実験のしやすい環境となっています。

受験生の受け入れ

臨床心理学領域、心理科学領域とも他大学を卒業した受験生を受け入れています。受験には面談が必要なので、必ず事前にご連絡ください。

領域ごとの教員一覧

専任教員(心理学専攻)の主な担当科目、主要研究テーマ等については、下記をご覧ください。

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