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活躍する修大生 Vol.8

学友会 第65期 執行委員長の辻 雄亮さん(商学部 商学科4年)にインタビューをしました! 
商学部 商学科4年 辻 雄亮さん

  

フラワーフェスティバル、空白の4年間

私が第65期執行委員長を務めた2023年以前は、新型コロナウイルスの影響で多くの伝統ある行事がなくなり、学友会の認知度が低下していました。フラワーフェスティバルの活動もそのひとつです。私たちが入学してからフラワーフェスティバルは開催されておらず、今年度4年ぶりの参加となりました。「空白の4年間」は私たちにとってかなり大きい不安でした。さらに本来であれば、5月に開催される予定が、「G7広島サミット」の関係で6月の開催となり、イベント当日のことをイメージすることすら難しい状態でした。

空白という逆境から、自発的に自由に

フラワーフェスティバルに参加経験のある学生がおらず、引継ぎのマニュアルもない中、4年前の資料を読み返したりしましたが、今の内容とは異なるものばかりで、戸惑うことが多く不安でいっぱいでした。その中で、ひろしま未来協創センターや学生センターの職員の方々に多くのアドバイスやサポートをしていただき、何とか当日を迎えることができました。経験がなくイメージできなかった分、「来場者ががっかりしないように楽しませよう」と自分たちなりに考えて行動しました。引継ぎのマニュアルがなかったことで、自発的に自由に提案することができ、結果として第65期学友会メンバーの考えや意見をうまく反映することができたのだと思います。

経験者の話からイメージを膨らませて

先輩からの引継ぎがなかった行事はフラワーフェスティバルだけではありませんでした。行事があるごとに、その企画の運営等について経験されている大学職員の方に聞きに行きました。実際に経験されている方の話を聞くことはとても重要で、企画の細かな部分までイメージを膨らませることができ、本当に助かりました。また自分たちで新しいやり方、考え方を作るようにも工夫しました。私たちが経験したコロナ禍でできた「空白」は、新しいやり方を自由に作り上げることができ、活動しやすいという良い面もありました。足りなかった部分はあると思いますが、歴史がある学友会の再スタートを切ることができたと思います。

復活への兆し、バトンを次の世代へ

徐々にコロナ禍以前の生活へと戻り、SSCC(修道スポーツチャンプカーニバル)やCulture Jam、修大祭等を盛大に開催することができ、ようやく広島修道大学が元の形に戻りつつあると感じます。ここから先、薄れてしまった学友会の認知度を向上させるために、多くの学生が参加しやすい新たな行事の企画を進める等、再スタートした学友会が、広島修道大学の発展に貢献できるように、次期学友会へ想いのバトンを渡したいです。

学友会で得たもの、感謝を伝えたい

学友会の活動で、人との繋がりと助けあうことの大切さを学びました。私は、もともと誰かのために働き、役に立つことがしたいという思いがあり学友会の執行委員長の推薦を引き受けました。執行委員長として言葉でリーダーシップを発揮するだけではなく、話しかけられやすい存在でありながらも、行動で仲間を引っ張るリーダーを目標に努めてきました。仕事の依頼がきたら、「断る」という選択肢をなくし、「どうやったらできるか」と考えるようにして、できるだけ多くの学生の意見を反映できるようにしました。仕事を受けすぎてキャパオーバーすることもありましたが、周りの執行委員や教職員の方々が親身に支えてくださったおかげで乗り越えることができました。執行委員メンバーは皆、自分の仕事に責任をもって行動し、裏方としても頑張ってくれました。感謝してもしきれないです。
学友会の活動で得た、人との縁を大切にして、人に親身に寄り添うことで、多くの人のお役に立てるように日々精進していきたいです。
※掲載内容は全て取材当時(2023年)の情報です。