人文科学研究科は、心理学、社会学、教育学、英文学、米文学、英語学、応用言語学の分野における専門的な研究・教育を通して、優れた研究者と高度な知識と技能を備えた社会人の養成を目的としています。 この目的を達成するため、次の3つの教育方針を定めます。
I. 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
博士前期課程及び修士課程
人文科学研究科は、博士前期課程及び修士課程においては以下の学位授与方針に基づき、修了に必要な単位を修得し、修士論文または特定課題研究論文の審査及び最終試験に合格した場合に、修士(心理学、社会学、教育学、文学)の学位を与えます。
- 心理学、社会学、教育学、英文学、米文学、英語学、応用言語学の分野における高度な知識と技能を備え、自らの発想力と探究心を持って研究を遂行する能力を有すること。
- 専攻分野における高度な知識と技能を生かし専門的職業人として自立しうる能力を有すること。
- 激しい社会的変動の中で人文諸科学への広い関心と視野を持って問題に対処し、解決する能力を有すること。
- 鋭い国際感覚と広い視野を持って時代と社会の諸問題を考え、かつ地域社会に貢献する意欲と能力を有すること。
博士後期課程
人文科学研究科は、心理学専攻及び英文学専攻における博士後期課程においては以下の学位授与方針に基づき、修了に必要な単位を修得し、博士論文の審査及び最終試験に合格した場合に、博士(心理学、文学)の学位を与えます。
- 心理学及び英文学、米文学、英語学、応用言語学の分野において高度かつ専門的な知識を修め研究者として主体的かつ独創的な研究を行なう能力を有すること。
- 専門的職業人に求められる高度な学識と思考力及び技能を備えていること。
- 人文諸科学に関する広い知識と柔軟な思考力を持って社会的諸問題に対処し、解決する能力を有すること。
II. 教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)
博士前期課程及び修士課程
人文科学研究科は、本研究科の定める修士の学位授与の方針を実現するために、博士前期課程及び修士課程における教育課程の編成方針を以下の通り定めます。
- 心理学、社会学、教育学、英文学、米文学、英語学、応用言語学に関する専門的な知識を与え主体的な研究態度を養うため豊富かつ系統的な授業科目を設置する。
- 上記の各分野において自由かつ系統的な研究・教育を可能とする個人的指導体制を確立する。
- 心理学専攻、社会学専攻においては、専攻分野の研究課題を主体的に探究・解決し論文を作成する修士論文コースを設置する。教育学専攻、英文学専攻においては、修士論文コースに加え、専攻分野及び関連分野を広く学び課題研究をまとめる課題研究コースの2コースを設置する。
- 社会人が学びやすいように夜間開講に対応する。
博士後期課程
人文科学研究科は、本研究科の定める博士(心理学、文学)の学位授与の方針を実現するために、博士後期課程における教育課程の編成方針を以下の通り定めます。
- 心理学、英文学、米文学、英語学、応用言語学の分野における高度な知識の教授から論文作成まで一貫したきめ細かな指導体制を構築する。
- 社会人が学びやすいように夜間開講に対応する。
III. 学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
博士前期課程及び修士課程
人文科学研究科は、博士前期課程及び修士課程において、心理学、社会学、教育学、英文学、米文学、英語学、応用言語学の分野を意欲的に研究する能力を持つ学生を広く国内外から受け入れるため、以下の通り学生の受け入れ方針を定めます。
1.入学者に求める能力
(1) 人文科学研究科で学ぶために必要な学力を有し、心理学、社会学、教育学、英文学、米文学、英語学、応用言語学の分野に深い関心を持ち、主体的に学び研究する意欲のある人
(2) 自ら問題意識を持って研究を行ない修士論文・特定課題研究論文を作成する意欲と意思を持つ人
(3) 将来専門的職業人となるため専攻分野における高度な専門的知識と技能を修める意欲を持つ人
(4) 専攻及び関連分野の知識と見方を融合し、柔軟な思考力を持って地域社会及び国際社会の一員として活動する意欲を持つ人
(2) 自ら問題意識を持って研究を行ない修士論文・特定課題研究論文を作成する意欲と意思を持つ人
(3) 将来専門的職業人となるため専攻分野における高度な専門的知識と技能を修める意欲を持つ人
(4) 専攻及び関連分野の知識と見方を融合し、柔軟な思考力を持って地域社会及び国際社会の一員として活動する意欲を持つ人
2.入学試験制度と評価
人文科学研究科は、博士前期課程及び修士課程において、上記の知識・能力及び資質等を有する学生を選抜するために、 (1)一般入学試験、(2)学部生推薦入学試験、(3)外国人留学生入学試験、(4)社会人入学試験、(5) シニア特別入学試験(社会学専攻のみ)を実施します。選抜するための評価の比重及び評価方法は、各専攻のアドミッション・ポリシーで明示します。
3.入学後に涵養する能力
人文科学研究科は、博士前期課程及び修士課程の入学者に対して、カリキュラム・ポリシーに基づく教育課程を通じ、ディプロマ・ポリシーに定めるごとく、各専門分野における高度な知識と技能を土台として研究を遂行する能力、専門的職業人として自立しうる能力、現代社会の諸問題を解決する能力、そして国際感覚を踏まえつつ地域社会に貢献する能力を涵養します。
博士後期課程
人文科学研究科は、博士後期課程において心理学、英文学、米文学、英語学、応用言語学の分野の高度な知識を修め研究を行う意欲と能力のある学生を広く国内外から受け入れるため以下の通り学生の受け入れ方針を定めます。
1.入学者に求める能力
(1) 心理学、英文学、米文学、英語学、応用言語学の分野において、主体的な研究者として専門的な問題意識と研究課題を持ち研究を行おうとする人
(2) 将来高度な知識と研究成果を生かし専門的な業務に従事することを希望する人2.入学試験制度と評価
人文科学研究科は、博士後期課程において、上記の知識・能力及び資質等を有する学生を選抜するために、 (1)一般入学試験、(2)外国人留学生入学試験を実施します。選抜するための評価の比重及び評価方法は、各専攻のアドミッション・ポリシーで明示します。
3.入学後に涵養する能力
人文科学研究科は、博士後期課程の入学者に対して、心理学及び英文学、米文学、英語学、応用言語学の分野において、カリキュラム・ポリシーに基づく教育課程を通じ、ディプロマ・ポリシーに定めるごとく、高度かつ専門的な知識を修め研究者として主体的かつ独創的な研究を行なう能力、専門的職業人に求められる高度の学識と思考力、そして社会的諸問題に対処し解決する能力を涵養します。