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活躍する卒業生 Vol.29

竹内 裕哉さん

経済科学部 現代経済学科 2021年3月卒業
株式会社ドコモCS中国 (株式会社NTTドコモ中国支社出向)

大学で学んだ統計学が生きる仕事

在学中、経済科学部の統計学の講義を受け、すべての基礎となる「データリテラシー」や「問題解決力」が向上したと感じています。数値データを正しく解釈し、信頼性を判断する力だけでなく、グラフや指標を扱いデータの分布や特性を示す方法を学ぶことで、現在も根拠のある提案活動に役立っています。また、感覚や直感ではなく、客観的なデータをもとに、相関関係・因果関係を分析することで問題の本質を見抜く力を身につけることができ、現職での課題解決や販売企画に生かされています。

めざしているのはお客さまの便利な生活実現への貢献

私は、ドコモと販売代理店(ドコモショップ)を繋ぐ役割を担い、商品・サービスの販売企画や課題解決に取り組んでいます。そのために「顧客ヒアリング」や「データ分析」、「市場調査」などを行い、販売代理店が求めている理想やお客さまニーズを理解し、最適な価値提供に向けて日々業務にあたっています。中国エリアへドコモの商品・サービスを届けることで、お客さまがより豊かで便利に生活できる社会の実現に貢献できればと考えています。

「なぜなのか?」を繰り返し考える

大学生時代から物事の要因について深掘る癖を身につけていたことが社会人生活でも役に立っています。現職では、さまざまな課題解決に取り組んでいますが、課題をどこに設定するかにより改善策は変わってくるため、最適な取り組みを考えるにはまず現状分析(要因把握)がポイントになります。顕在化されていない要因や背景について考える力を身につけるために、大学生活の日常での細かい出来事に対して、「なぜなのか?」を自分なりに繰り返し考えてみることが大事です。

修大生へのメッセージ

大学生活では高校生活に比べ、より多くの人との交流や学びの機会があります。私が所属していた軟式庭球部の部活動でも、人間関係の構築力や目的達成のための力を得ることができました。大学4年間で築いた関係や思い出、経験は、社会人生活においても自身の支えになります。ぜひ新しい環境で積極的に物事に取り組んでみてください。
※掲載内容は全て取材当時(2024年)の情報です。