理論的学修と実学で
実社会で役立つ知識とスキルを身につけよう
日本では、「貯蓄から投資へ」という流れの中で、個人による投資が増えていくでしょう。また、ネット通販などのEコマースの拡大により、一般小売店はより一層の工夫とサービスの充実が求められています。一方、世の中には起業を促進する動きがあり、政府も後押ししています。一つの企業で定年まで働き続けるという終身雇用に基づいたライフスタイルは今後変化していくでしょう。
こうした社会の変化を俯瞰すると、商学部で学ぶ金融や投資に関する専門知識、市場ニーズの把握や市場分析、会計に関する知識、問題分析のためのICT活用法など、ビジネスの実践力がいかに求められているかがわかると思います。
商学部では、モノやサービスが生まれ、消費者に届けられるまでの仕組みを学ぶために、理論的学修と実学からなる多彩なカリキュラムを用意しています。知識の詰め込みだけではなく、それらをいかに実世界で活用していくかを考えながら学び、日頃からあらゆるものを観察する姿勢を身につけましょう。常に社会にアンテナを張って世の中のニーズを察知し、課題を見極め、それらを解決するためには何をどうすればいいのか、理想論ではなく現実的に動かしていくことを考える姿勢が大切です。