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広島修道大学大学院の教育方針(2026年度生用)

I. 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

広島修道大学大学院は、学生一人ひとりが「地球的視野を持って、地域社会の発展に貢献できる人材」となることを教育目標とします。この目標のもと、博士前期課程・修士課程及び博士後期課程ごとに以下の学位授与方針を明示します。 

博士前期課程/修士課程

以下の能力を身につけるべきものとして定め、所定の期間在学し所定の単位を修得し、修士論文又は特定課題研究論文の審査及び最終試験に合格した者に対し、専攻分野ごとに本学大学院学則で定めた修士の学位を授与します。

1.知識・技能
専攻分野における高度な専門知識と技能を修得し、複雑化し激しく変化する現代社会に専門的職業人として自立して貢献する能力を有する。

2.思考力・判断力・表現力
自らの発想力によって課題を探究し、複数分野の知識を融合した複眼的な視点から論理的に思考・分析し、課題を解決するための基礎的研究能力を有する。

3.協創力

豊かで鋭い国際感覚を備えて、グローバルな視点から社会の問題に関心を持ち、多様な論考を尊重しつつ国際社会及び地域社会の価値の創造に貢献できる能力を有する。

博士後期課程

以下の能力を身につけるべきものとして定め、所定の期間在学し所定の単位を修得した者又は学力確認において同等の学力があると確認された者で、かつ博士論文の審査及び最終試験に合格した者に対し、専攻分野ごとに本学大学院学則で定めた博士の学位を授与します。 

1.知識・技能
専攻分野における極めて高度かつ専門的な知識及び技能を備え、知識基盤社会に研究者又は高度専門職業人として自立して貢献する能力を有する。

2.思考力・判断力・表現力
自ら課題を探究し、論理的かつ科学的に分析・集約して公表することにより、専攻分野の研究者として主体的かつ独創的な研究を遂行できる能力を有する。

3.協創力
多様な論考・価値観を尊重しつつ歴史的・多角的・国際的な幅広い視点から、社会的諸問題を把握・分析し、提言し解決できる能力を有する。

II. 教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)

広島修道大学大学院は、倫理的な価値観を備えた学修・研究姿勢及びディプロマ・ポリシーに掲げる能力を身につけるため、各研究科・専攻分野において博士前期課程・修士課程及び博士後期課程ごとに、授業科目及び教育課程を体系的に編成し実施します。教育課程における各授業科目については、充分な学修時間の確保、厳格な成績評価、到達目標の明確化などを通じて質の保証を担保するとともに、広島修道大学大学院アセスメントプランに基づき教育課程全体の評価・検証を行います。

III. 学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

広島修道大学大学院は、次のような人を広く受け入れます。
  1. 学士課程の専攻分野を中心とする専門的な知識・技能を修得している人
  2. 特定の学問領域を中心に新たな課題に対して主体的に探究していく強い意欲がある人
  3. グローバルな視点を持ち多様な人々と協創できる人
各研究科・専攻では、これらの人を受け入れるため、入学者に求める能力やその評価方法を、知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度と関連付けて明示し、合否判定にあたっては多面的・総合的に資質や意欲を評価・判定します。