1. ホーム
  2. 大学について
  3. 活躍する修大生
  4. 活躍する修大生 Vol.18

活躍する修大生 Vol.18

留学生活での努力が大きな自信に。

ニュージーランド国立工科大学・Ara(ニュージーランド)に留学した長谷部 成美さん(人文学部 英語英文学科 4年)にインタビューをしました!
人文学部 英語英文学科 4年 長谷部 成美さん

  

憧れが目標へと変わるとき

子どもの頃から英語に触れる機会が多くあったため、英語に対する興味や関心が強く、英語を流暢に話せる人への憧れが強くありました。高校生の時には、「留学を通じて新しい世界を見てみたい」、「異国の地で全く知らない人たちと出会い、新たな自分を見つけたい」と漠然と考え、留学を夢見ていました。
大学入学後、英語英文学科の授業などで海外の方と関わることがありました。躊躇なく積極的に意思表示をし、人目を気にせずありのままの自分で堂々と自信を持っている姿を見て、純粋に「私もそのようになりたい」と強く感じるようになりました。これらの経験から、人として大きく成長すること、英語力を向上させることを目標に、交換留学への挑戦を決めました。

留学先「ニュージーランド」、 緊張とワクワク

ニュージーランドの美しい景観

ニュージーランドを留学先に選んだ理由は、移民が多い国なので、さまざまな国の人たちと国際交流ができると思ったからです。また、2月に派遣されるプログラムだったので、帰国後の授業の履修スケジュールを考えても好都合でした。
留学の事前準備としては、現地の生活にすぐ馴染めるよう、通訳ボランティアで英語力を鍛えたり、TOEFL iBT®の勉強など、継続的な英語力アップに取り組みました。留学の日程が近づき、ホームステイ先へのお土産や生活に必要なものを買いに行ったり、パッキングを始めたりしていく中で少しずつ留学への実感が高まっていきました。少し緊張しながらも、とてもワクワクしていたのをよく覚えています。

泣いた日々から、前向きな気持ちへ

憧れていた留学が始まりましたが、異国の地で一人で生活をすることは決して簡単ではありませんでした。家族や知り合いのいない環境の中で、現地の人たちと英語での授業を受けることがとても大変で、最初の一カ月は毎日泣いていたのを覚えています。
課題や授業の予習・復習に追われ、一日の大半を図書館で過ごしながらも、友人をつくるために、クラスで知らない学生の隣に座って話かけてみたり、スポーツやクラブ活動のイベントへ積極的に参加したりしました。そんなことを繰り返して、ふと気がつけば一緒に勉強したり、週末を過ごす友人ができていました。そのおかげか、大変だった課題や勉強も前向きに頑張れるようになりました。

留学経験で身についたもの

現地の仲間たちとの一枚

 留学で得たものはたくさんあります。現地の人たちと交流し生活していく中で、飛躍的に英語力が向上しました。また、応用経営学を専攻していたためビジネスに関するさまざまな知識も身につきました。授業ではディスカッションやペアワークなどを通じて自分の意見を求められることが多くあり、積極性やコミュニケーション力も向上しました。現地の友人も多くでき、勉強や授業以外のほとんどの時間を共に過ごすほど皆と仲良くなりました。交換留学での経験を通じて自分に自信がつき、環境の変化や新しいことへの挑戦を前向きに楽しめるようになりました。小さなことで悩まなくなり、ありのままの自分を受け入れられるように
なるなど、私を大きく成長させてくれました。

努力が自信となって

留学はキラキラして見えるかもしれませんがそれはほんの一部分で、実際には努力の毎日です。しかし、その努力が自分を強くし、大きな自信となって返ってきます。留学での経験や学びは、日本では決して得ることのできないかけがえのないものばかりです。留学に興味はあるけれど、なかなか最初の一歩を踏み出せずにいる人もいるかもしれませんが、人生は一度きりしかありません。「留学に挑戦してみたい」という思いがあるなら思い切って挑戦してみてください。応援しています! 
※掲載内容は全て取材当時(2024年)の情報です。