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現代経済システム専攻(博士前期・博士後期課程)

金融、財政、国際経済など、現今の経済社会全般にわたって次々に発生する重要課題を視野にいれ、様々な社会科学的学識、情報テクノロジー、統計的技法を駆使して政策提案型の研究を行い、経済システムの新展開の動向を探ります。

開講授業科目

現代経済システム専攻の科目は主に、経済や情報の知識を幅広く学修する「A群」、政策・公共関係について掘り下げる「B群」、金融・国際関係について掘り下げる「C群」などに分類されます。学生は自ら希望する専門領域に応じ、例えば数理経済や計量経済などの研究を目指す場合はA群を、経済政策や公共部門の研究を目指す場合はB群を、そして金融経済や国際経済の研究を目指す場合はC群を中心に履修していくことになります。具体的には以下のような科目が用意されています。
博士前期課程 <A群 (共通科目)>
  • ミクロ経済学研究Ⅰ・Ⅱ
  • マクロ経済政策研究Ⅰ・Ⅱ
  • 計量経済学研究Ⅰ・Ⅱ
  • 情報社会研究Ⅰ・Ⅱ
  • ゲームと情報の経済学研究Ⅰ・Ⅱ
  • 経済成長モデル研究Ⅰ・Ⅱ
<B群(政策・公共関係分野)>
  • 労働経済学研究Ⅰ・Ⅱ
  • 産業政策論研究Ⅰ・Ⅱ
  • 社会保障論研究Ⅰ・Ⅱ
  • 公共財政研究Ⅰ・Ⅱ
  • 経済政策研究Ⅰ・Ⅱ
  • 環境経済学研究Ⅰ・Ⅱ
  • 環境経済評価研究Ⅰ・Ⅱ
<C群(金融・国際関係分野)>
  • 金融統計・モデル分析研究Ⅰ・Ⅱ
  • 金融経済分析研究Ⅰ
  • 国際貿易研究Ⅰ・Ⅱ
  • 西洋商業史研究Ⅰ・Ⅱ
<D群 (特設科目)>
  • 英語プレゼンテーションⅠ・Ⅱ
  • 中国語プレゼンテーションⅠ・Ⅱ
  • 実務研究(インターンシップ)
<E群 (研究指導)>
  • 研究指導
博士後期課程
  • マクロ経済学特殊研究
  • 計量経済学特殊研究
  • 労働経済学特殊研究
  • 産業政策論特殊研究
  • 社会保障論特殊研究
  • 財政学特殊研究
  • 経済政策特殊研究
  • 金融統計特殊研究
  • 西洋経済史特殊研究
  • 環境経済学特殊研究
  • 環境経済評価特殊研究
  • 特殊研究指導

学位論文

上記の科目を履修しつつ、自ら設定した問題に対し、専任教員の指導を受けながら学位論文を執筆、提出します。提出された学位論文は厳正な審査を受け、他の修了要件を満たした上で最終試験に合格すれば、規定に従って学位が授与されます。現代経済システム専攻では、これまでに以下のようなテーマで修士論文、博士論文が執筆されています。

博士前期課程

  • バーゼルⅢ下でのリスク資産の抑制効果及び自己資本バッファーの有効性について-銀行の財務データを用いた実証分析-
  • 生産組織としてのソ連—組織の経済学を用いた再評価—
  • 中国の直接投資と「一帯一路」戦略
  • 直接投資と中国の経済成長
  • 中国経済におけるキャッシュレスの進展
  • 外国直接投資と中国経済発展
  • 中国における経済構造の進展
  • 中国経済成長とハイテク産業
  • グーグルの企業戦略
  • 中国における森林認証制度の環境的経済効果と課題に関する研究
  • 中国の観光産業について
  • 中国の経済成長と経済政策について—財政・金融・貿易政策を中心に—
  • 経済成長における人的資本の役割—中国を中心に—
  • 日中貿易と日中経済成長における実証分析
  • 地域経済の現状と課題-広島県を中心として-
  • 国際資金循環の統計体系と金融安定性に関する研究
  • TPP参加に関する研究-日本の農業に与える影響を中心として-
  • 資金循環における中国政府部門の資金運用に関する研究 

博士後期課程

  • 中国の経済成長における人的資本の役割—実証分析を中心に—
  • 国際資金循環の統計体系と金融安定性に関する研究
  • Macroeconomic Policies in the Presence of Currency Substitution in Lao People’s Democratic Republic  

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