国家総合職 (大卒程度) 採用試験に在学中に合格し、法務省に内定した前野 萌咲さん(法学部法律学科4年)にインタビューをしました!
法学部法律学科に入学を決めたきっかけ
高校生の頃から、漠然と「公務員になりたい」と考えており、大学選びの際に広島修道大学の公務員試験合格者数が中四国トップクラスであったため、入学を決めました。その中でも法学部法律学科を選んだのは、高校での授業を通じて法律に興味を持ったことや、大学卒業後に公務員として働くうえで、法律知識や法的思考力を身につけておきたいと思ったことがきっかけでした。
国家公務員をめざし、動き出す
具体的に国家公務員になるための試験を受験しようと決めたのは大学3年生の頃で、その頃から学内の公務員試験対策講座を受講し始めました。大学で培った法律の知識を生かしつつ、多くの人の役に立つことのできる仕事に就きたいと考え、国家公務員試験の受験を志しました。試験本番直前はずっと過去問ばかり解いており、同じことの繰り返しだったため、モチベーションが低下しがちでした。そんな時に同じ公務員をめざす友人と一緒におやつを食べたり、問題を出しあったりして気分転換することで、モチベーションを維持しながら乗り切ることができました。
法学部での学びを生かし、目標としていた進路へ
法学部での学びは、「筆記試験」と「面接」の両方で生かされました。筆記試験では法律の論述問題が出題されますが、授業の課題や試験で論述問題を解く機会が多かったので、公務員試験でもその経験が生かせました。
また、官庁訪問(志望する官庁から業務説明や面接を受けるもの)では、私の所属している鄭ゼミでの学びが生かされました。鄭ゼミでは、法務省の業務に深く関わっている債権法改正や、所有者不明土地問題に関する法改正について学んでいました。官庁訪問では、実際に本省で働かれて
いる官僚の方と法務省の政策についてお話をさせていただく機会があったのですが、ゼミでの学びから得た知識や自分が感じた課題をしっかりと話すことができました。鄭ゼミに所属していて本当に良かったと思っています。
裁判所事務官総合職(大卒程度)試験にも合格しましたが、進路は国家総合職を選びました。国家総合職は政策や法令の立案を通じて、国民全体の利益のためにより大きなスケールの業務に携わることができると感じたためです。また、上述のとおり法務省の政策に関わる法律について学んでいたため、法務省の方が学びを生かすことができ、自分に合っていると感じたことも理由です。
また、官庁訪問(志望する官庁から業務説明や面接を受けるもの)では、私の所属している鄭ゼミでの学びが生かされました。鄭ゼミでは、法務省の業務に深く関わっている債権法改正や、所有者不明土地問題に関する法改正について学んでいました。官庁訪問では、実際に本省で働かれて
いる官僚の方と法務省の政策についてお話をさせていただく機会があったのですが、ゼミでの学びから得た知識や自分が感じた課題をしっかりと話すことができました。鄭ゼミに所属していて本当に良かったと思っています。
裁判所事務官総合職(大卒程度)試験にも合格しましたが、進路は国家総合職を選びました。国家総合職は政策や法令の立案を通じて、国民全体の利益のためにより大きなスケールの業務に携わることができると感じたためです。また、上述のとおり法務省の政策に関わる法律について学んでいたため、法務省の方が学びを生かすことができ、自分に合っていると感じたことも理由です。
将来の目標
将来は、法制度の整備や新たな制度の構築によって、国民の権利財産を保護し、所有者不明土地問題や無戸籍問題のような社会的な問題を解消することで、充実した国民生活の実現に貢献したいです。法務省は、民事基本法制の整備、登記や戸籍に関する事務、人権擁護活動など、国民生活や社会経済の基盤となるような業務を所管しているため、入省後は国民の権利に密接に関わる業務に携わることとなると思います。日々変化する社会情勢の中で、責任感を持ち、国民が必要としていることを理解し政策に反映させることで、安心、安全な社会の実現に貢献したいと思います。
修大生へのメッセージ
公務員試験は長期戦なので、ただひたすら毎日勉強するのではなく、自分の心と体に気を遣いながら勉強することが大切だと思います。公官庁は民間企業に比べて内定が出るのが遅いので焦りや不安を感じるかもしれませんが、今まで頑張ってきた自分を信じてあげてください。こつこつと努力し続ければきっと実力と自信はつきます。
※掲載内容は全て取材当時(2024年)の情報です。