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活躍する卒業生 Vol.25

安行 彩さん

商学部 商学科 2019年3月卒業
アサヒビール株式会社
広域第九アカウント支社
広域第三支店

在学中に受けた講義をきっかけに資格を取得

在学中に在籍していたゼミで、日本政策金融公庫様向けに「事業提案」を行ったことが印象に残っています。複合用途型マンション事業を成立させる難しさや、新たな事業を通じて社会に貢献する魅力を垣間見ることができた経験でした。
また、購買行動に関する心理学の講義では、消費者の購買意欲を駆り立てる企業のブランド戦略について学びました。企業の多種多様なブランド戦略の奥深さを感じ、マーケティングにも興味を持つようになったことをきっかけに、在学中に販売士2級の資格を取得しました。販売士の資格は、小売業の知識を網羅しており、現在の量販営業の提案に役立っています。

転機となったインターンシップでの経験

在学時を振り返ると、勉強やアルバイトなど、興味のあることに、とことんチャレンジすることができたと思います。そのような環境を作ってくれた、大学関係者の皆さま、家族、友人に感謝しています。特に転機となったことは、3年生の時に就職を見据えて、現在務めている会社のインターンシップに応募したことです。社会に出て働いている人の考え方に触れたことや、一緒に参加した他大学の学生との出会いを通じて、視野を広げることができました。何より、社員の人柄に触れ、アサヒらしさである「前向きで、仲間思い、何事にも全力で向き合う」その姿を間近で感じ、入社後の良いイメージを持てたことが入社の決め手となりました。また、卒業して社会に出る前に就業体験ができることで、自分自身を客観的にみることができると思うので、ぜひ在学中にインターンシップへ参加することをお勧めします。

生活を豊かにする商品を

現在は、小売業に対して、家庭商品向けの商材(缶ビール・缶酎ハイなど)の販売提案を行っています。BtoBの企業間での取引になりますが、常に「消費者であるお客様が喜ぶ顔」を想像しながら日々の業務に取り組んでいます。数字と向き合うことの多い業務ですが、自分が商談した商品を、お店で実際に手に取って喜んでいただいている姿を見たときは、何にも代えられない瞬間で、私の日々の原動力となっています。
また、お酒に対してポジティブな印象を持っていただくことにも注力しています。お酒が強い・弱いという概念にとらわれず、酒席を囲い、仕事仲間や友人と過ごす空間を楽しんでほしいと思っています。弊社では、体質や翌日のスケジュールに合わせて飲み物を選択できる「スマートドリンキング(通称:スマドリ)」を提唱しており、アルコールの持つネガティブなイメージが少しでも前向きになればと日々取り組んでいます。「アサヒの商品は生活を豊かにしてくれる。」そんな風に感じてもらえるような体現者をめざしています。

修大生へメッセージ

誰と出会い、どんな選択をしたとしても最終的には「自分がどう向き合うか」ではないかと思います。楽しいことはもちろん、悩みに対しても、真正面から全力で向き合い、悔いのない大学生活を送ってください。広島修道大学の教職員の皆さんは全力でその背中を押してくれます!
※掲載内容は全て取材当時(2024年)の情報です。