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広島修道大学の教育方針

広島修道大学の教育方針(2024年度生用)

 
広島修道大学は、広島藩の講学所を淵源とする修道学園が設置する大学であり、「道を修める」という建学の精神に基づき、「地球的視野を持って、地域社会の発展に貢献できる人材の養成」を理念、教育目標として掲げています。
本学の「修道」という名は、中国の古典『中庸』の「道を修めるこれを教えという」に由来します。「道を修める」とは「学びの道を整える」営みであり、その実践を本学の教育として位置づけます。そしてこの教育する力こそを「修道力」として定義します。
本学は、グローバル化及び人口減少が進んでいく現状を理解し、地域社会と連携しながら、この目標を実現できるように努めます。
 

I. 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

広島修道大学は、学生一人ひとりが「地球的視野を持って、地域社会の発展に貢献できる人材」となることを教育目標とします。この目標のもと、以下の「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「協創力」を学士課程教育において身につけるべき学士力として明示します。

1.知識・技能
地球的視野を持つために、幅広い知識と各専門分野の専門的知識を修得し、その知識を応用、実践するための技能を身につけている。

2.思考力・判断力・表現力
持続的な社会の創出に貢献するために、修得した知識と技能を基礎に、自ら課題を発見し、課題解決の方向性を思考・判断することができる。また、自らの考えや提案を他者に伝え、他者の考えを受容し、円滑なコミュニケーションを行うための表現力を身につけている。

3.協創力
自らが生きる地域社会に貢献するために、主体性を持って多様な人々と協力し価値を創造する意欲と実行力を身につけている。
 

II. 教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)

広島修道大学は、全学のディプロマ・ポリシーに基づいて、下記の方針に従って教育課程を編成し実施します。
  1. 全学共通科目においては、全学部の学生を対象に4年間の大学教育を通じて、豊かな人間性を養っていくための土台となる幅広い教養を身につけることを目的として、地域理解科目、国際理解科目、一般教養科目、スポーツ・健康科目、キャリアデザイン科目、データサイエンス科目を配置します。また、国際理解科目には「留学」「言語文化」「言語」が、一般教養科目には「人間を理解する」「社会を理解する」「自然を理解する」がそれぞれ含まれています。
  1. 各学部・学科の主専攻科目においては、各学部・学科のディプロマ・ポリシーに基づき、それぞれの専門分野についての主体的な学びを促し、専攻分野を段階的かつ体系的に学べるように授業科目を配置します。
  1. 修道スペシャルプログラム(Shudo Special Program)は、全学部の学生を対象に社会的ニーズ及び教育環境の変化に応えると同時に、多様な学生の可能性をさらに伸ばすためのプログラムとして位置づけ、学生自身が所属する学科の主専攻科目、全学共通科目などの枠を越え、特定のテーマに関連する授業科目から構成します。
  1. 教育課程における各授業科目については、充分な学修時間の確保、厳格な成績評価、到達目標の明確化などを通じて質の保証を担保するとともに、広島修道大学アセスメントプランに基づき教育課程全体の評価・検証を行います。

III. 学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

広島修道大学は、学生一人ひとりが「地球的視野を持って、地域社会の発展に貢献できる人材」となることを教育目標としています。この目標のもと、次のような人を広く受け入れます。
  1. 大学での学びに必要な基礎学力を有する人
  2. 地域・国際社会における課題を自ら発見し解決していく意欲がある人
  3. 主体性を持って多様な人々と協力し価値を創造する意欲がある人
  4. 持続可能な社会の創出に積極的に貢献する意欲がある人
各学部・学科では、これらの人を受け入れるため、入学者に求める能力やその評価方法を、知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度と関連付けて明示し、合否判定にあたっては多面的・総合的に資質や意欲を評価・判定します。