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活躍する修大生 Vol.4

アリゾナ州立大学へ留学した安部直人さん(国際コミュニティ学部国際政治学科3年)にインタビューをしました! 
国際コミュニティ学部 国際政治学科 3年 安部 直人さん

 

アリゾナ州立大学へ留学した理由

留学先にアリゾナ州立大学(ASU)を選んだ理由は、広大なスケールのキャンパスにさまざまな国からの留学生が集まり、英語4技能を強化するReading & WritingとSpeaking & Listeningの2つのカリキュラムに魅力を感じたためです。さらに、ボランティア活動を通して学ぶプログラムもあり、異国の地でのボランティア活動から新しい体験ができ、世界を知りたい私にとってぴったりだと感じました。

事前に準備したこと

留学前はとてもワクワクした気持ちで留学先の情報を集めていました。ASUはキャンパスがとても大きいのですが、事前にキャンパスツアーの動画を何度も見て教室や食堂、体育館の位置を把握することで、ほぼ迷うことなくキャンパス内を移動することができました。また、留学に関する動画を見て、どういったトラブルがあるか、持っていた方が良いものなどの情報を得たことは、ホームステイ先や学校でのトラブルを回避することに役立ったと思います。

留学生活で感じたこと

一番印象に残っていることは、5カ月間のホームステイです。ホームステイ先で大変だったことの1つは食生活です。ホストマザーはビーガンで肉料理は食べない方でした。メキシコに近いアリゾナ州では、メキシコ料理のブリトーやタコスなどが主なメニューです。どれも美味しかったのですが、全て野菜メインで私には少し物足らず、材料を用意していただいて自分で作り、好きな時間に食べていました。
また、ボランティア先で日本文化をメインにしたアリゾナ祭りに招待され、パフォーマーとして参加したことも印象に残っています。多くの観衆の前で「けん玉」と、出身地島根県安来市発祥の伝統芸能「どじょうすくい」を披露しました。
一方で、多くの人との関わりの中で、日本人でありながら日本のことを全然知らないことも痛感しました。日本の観光名所や、箸の使い方、食事の配膳方法・作法など日本文化・慣習を説明したくてもうまく説明できないことに危機感を覚えました。

留学で得たもの

ASUでは、英語力を基礎から応用まで身につけることができる授業展開となっていました。授業は、アクティブラーニングのスタイルで、学生が自ら問題を解き、発言することが多くありました。自主的に発言をしなければ意欲がないとみなされるので、積極的に手を挙げ発言をしていました。このような環境のおかげで、基礎から応用にかけての英語力と自主性・積極性を身につけることができました。

修大生へのメッセージ

留学前に重点的にやっておくべきことは、発音矯正だと思います。日本人にとってLとRの発音は難しく、その発音ミスから誤解が生まれることや、そもそも意図が伝わらないこともあります。これを克服するために色々な単語を口ずさむようにしていました。FamilyやRiceなど簡単な単語でも、LとRの部分を意識して口ずさむと、口がだんだんとLとRに対応していくのがわかります。
また、昔ながらの遊びや伝統芸能を学び、試すのもいいと思います。日本文化を習得してから留学に行くとそのことに助けられたり、新しいコミュニティと出会えたりします。私自身それをきっかけに多くの貴重な経験が得られましたし、出会った方々とは日本文化をきっかけに今も関係が続いています。

※掲載内容は全て取材当時(2023年)の情報です。