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  3. 教育研究上の目的と教育方針(3つのポリシー・アセスメントプラン)
  4. 人文学部の教育方針

人文学部の教育方針

I. 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

人文学部は、現代社会の課題を発見・理解・解決する能力の育成、コミュニケーション能力の育成、そして情報リテラシーの修得を通して、学生一人ひとりが「地球的視野を持って、地域社会の発展に貢献できる人材」となると同時に、個性的、自律的な人間となることができるように、以下の3点を学士課程教育において身につけるべき学士力として明示します。

1.知識・技能

主に社会学・教育学・英語英文学の各学問分野に関する幅広い知識と専門的知識を修得するとともに、その知識を社会で活用できる技能を身につけている。

2.思考力・判断力・表現力

修得した知識と技能をもって、自ら課題を発見し、課題解決の方向性を思考・判断することができる。また、自らの考えを他者に伝え、かつ、他者の考えを聴くことができる、円滑で豊かなコミュニケーションを行うための表現力を身につけている。

3.協創力

グローバル化・DX化が進み変動していく現代社会において、異なる立場や価値観を互いに理解・尊重し、主体性をもって多様な人々と協力して学びあう態度を身につけている。

II. 教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)

人文学部はディプロマ・ポリシーに基づいて、下記の方針に従って教育課程を編成し実施します。

1.基礎から発展へ

学士課程教育に必要な基礎的な知識や技能を身につけるために、初年次教育科目を置くと共に、主に社会学、教育学、英語英文学の各学問領域に関する、基礎的知識から発展的内容を体系的に教授する科目を主専攻科目に配置します。各学問領域に即した社会で応用できる技能や能力を向上させる教育プログラムを設けます。

2.視野の拡大

人間、文化、社会の多様性と普遍性に関する広い視野を有する豊かな人間性を培うために、全学共通教育科目、人文学部総合科目、専攻科目、関連科目等を体系的に配置します。学士課程における学修成果の集大成として卒業研究を必修とします。

3.経験の拡充

卒業後の実社会で主体性をもって協創するため、様々な授業形態・方法を取り入れた科目を配置します。専門的な内容を掘り下げて研究する、少人数形態のゼミナールを専攻科目に配置します。これからの社会の変化やニーズに対応し、幅広い視野を身に付けるため、海外研修、インターンシップ、様々な資格に関連する科目、実践力を獲得できる科目などのプログラムを提供し、単位を認定します。

III. 学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

人文学部は、現代社会の課題を理解する能力の育成、コミュニケーション能力の育成、そして情報リテラシーの習得を通して、地球的視野を持つ人材の養成と個性的、自律的な人間を育成することを教育目標としています。この目標のもと、次のような人を広く受け入れます。 

1.求める学生像 

人文学部では、現代社会における諸現象・諸問題に関心を持つ人、教育という営みについて多様な視点から考察する意欲を持つ人、英語や英語圏の文化に強い関心と探究心を持つ人、多様な価値観を持つ人々と協力して課題を解決しようとする人を広く国内外から求めます。基本的学力として、各学科がそれぞれ定める①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性等を持つ人を求めます。

2.人文学部の教育を通じて養う能力

人文学部の入学者には、カリキュラム・ポリシーにもとづく教育課程を通じて、ディプロマ・ポリシーで定める①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③協創力を養い、個性的かつ自律的な「地球的視野を持って地域社会の発展に貢献できる人材」を育成します。