指導教員：阿濱　志保里　教授

情報社会学、情報教育、教育工学 

IoTで全ての人とモノがつながり、様々なデータや知識、情報が共有され、新たな価値がうまれる社会「Society5.0」が目の前まで来ています。私たちの身近かな生活にも、情報通信技術（例えば、ロボット、VR、AR、ドローンなど）が溢れています。様々な最新技術がどのように経済や私たちの社会生活に影響を与えているか、実機に触れながら、利点のみならず懸念される影響についても社会的、技術的、倫理的、法的な観点などの観点から解明を試みます。また、2022年度より広島県警の「サイバー防犯ボランティア」に参画しています。

指導教員：井寄　幸平　教授

実験経済学、経済シミュレーション

経済学の理論を学んでいて、「もっと複雑な場合はどうなるだろう？」「実際に人間はそのように行動するのだろうか？」という疑問を持ったことがあるでしょうか。そのような疑問に対するアプローチとして、コンピュータ・シミュレーションや被験者実験による分析手法があります。本ゼミナールではゲーム理論や意思決定論をもとに、経済システムにおける人間行動のシミュレーションと被験者実験による分析の手法を実践を通じて学びます。 

指導教員：角谷　敦　教授

プログラミング、アルゴリズム 

まず、プログラム言語を基礎から学習しながら、コンピュータのアルゴリズムについて学んでいきます。学んでいく言語は、Ｃ言語・Java・Pythonなどになります。プログラムの作成演習を行いながら、アルゴリズムに関する基本的な考え方、プログラミング技法を身に着けていきます。学習の進度を確かめながら、さらに高度なプログラム技術等を身につけ、少し大きなプログラムの作成ができるようにしていきます。
すでにプログラム言語の習得が進んでいる場合には、個別にテーマを決めて、プログラムの作成をしていくこともあります。 

指導教員：坂口　琢哉　准教授

CG(コンピュータグラフィックス)、AI(人工知能)

当ゼミナールでは、最新のIT技術の中でも特に「CG」および「AI」に着目し、これらを用いた創造表現や問題解決をテーマに、学生が自ら設定した課題について研究を進めます。このうちCGに関しては、オリジナルコンテンツの制作や表現技術の探求に加え、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)への応用が考えられます。一方AIに関しては、画像認識技術を用いた文字判別や人物検出などの他、近年話題の「生成AI」についても積極的に取り扱います。ゼミナールを通じて、アイデアを実現するプロセスを学び、自身の成長に繋げて欲しいと考えています。

指導教員：佐藤　達男　教授

プロジェクトマネジメント、デザイン思考

近年は、社会における問題が高度化・多様化・複雑化しており、さまざまな知識、技術を組み合わせる発想力と、それを実現する実行力によって、新たな価値を創造することが強く求められます。本ゼミでは、さまざまな課題を解決するアイデアを導き出す手法として「デザイン思考」を学び、それを実現するための手法として「プロジェクトマネジメント」を学びます。問題の本質を発見し、それらを解決するためのアイデアを発想し、実現するために必要となる知識と実践力を総合的に身に付けることを目標とします。

指導教員：田神　慶士　准教授

幾何学、結び目理論、グラフ理論

誰もが知っている検索エンジンGoogleの最大の魅力は目的のウェブページを素早く見つけられる点にあります。その根幹にある仕組みはPageRankと呼ばれる理論であり、それは純粋数学の言葉で説明されます。またそこで使われる数学を線路図のようなある種のネットワークに対して適用することで人の流れを記述するのに応用できるかもしれません。
本ゼミナールではPageRankをはじめとして身近にある数学を題材とし、その応用を模索します。ゼミでは知識の獲得だけでなく、論理的に説明する力（プレゼンテーション）や文章を書く力（ライティング）も意識して指導します。 

指導教員：都築　寛　准教授

プログラミング 

プログラミング言語の１つ「Java」を扱います。まずはプログラムを組むにあたって一般的かつ基本的な単語の使い方を学習します。慣れてきたら「Java」特有の機能を導入しつつ、最終的にはGUI（グラフィカルユーザーインターフェース）などを利用した、直感的な操作ができる簡単なアプリケーションのような少し大掛かりなプログラムの作り方を学んでいきます。いずれにしても、プログラミング言語による、目的の処理内容・実行結果を得るための表現力・推敲力を身に着けることを目標とします。 

指導教員：出木原　裕順 　教授

多次元データ構造、情報システム、情報教育 

ゼミナールでは、ネットワークを利用した情報システムの利活用法とその技術・手法について学習していきます。ネットワークアプリケーションやオンラインツールの利用法に始まり、WebプログラミングやPython、小型ボードPCを使ったアプリケーション開発やシステム構築、IT器機やアプリの比較・評価、オンライン調査法や分析手法などから幅広く学習していきます。それらの研究の基礎を学習した後、インターネットやネットワークを利用する情報システムやアプリケーション、ネットワーク環境下で発生する事象などについて各自で研究テーマを選定し、それぞれの研究アプローチに従って自主的に研究を進めていきます。 

指導教員：永岡　成人　准教授

ミクロ経済学、ゲーム理論、情報経済学 

社会で起きる様々な現象や人々の意思決定を研究対象として、それらを数理モデルを用いて分析する研究を行います。ゼミナールでは主にゲーム理論による研究を取り扱います。ゲーム理論は、複数の意思決定者が行うそれぞれの選択が互いの利得に影響を与える状況における意思決定を研究する理論です。ゲーム理論を中心とした数理モデルを用いた経済分析や分析に必要となる数学を習得するとともに、各自の関心に応じたテーマについて研究を進めていきます。 

指導教員：前田　純一　教授

理論経済学、数理経済学 

ゼミナールでは、大きく次の２つのことを学修していきます。1つは、新聞記事を題材として取り上げながら、現実の経済社会に実際に起こっている事象について経済分析的な考察を行うことです。そして、もう1つは、実際の経済データを用いて、エクセルなどによるデータの分析を行い、その結果について経済分析的な考察を進めていくことです。
これらの学修を通して、各自が経済を分析していくための自分の視点をもつことができるようになることをゼミナールの目標としています。 

指導教員：脇谷　直子　教授

ソフトウェア、情報システム 

経済科学部経済情報学科の中でも、情報科学分野を主体的に学ぶゼミです。情報科学、情報学、情報社会など「情報」に関する幅広い分野を対象に、プロジェクトを通じてチームで課題解決を考えます。知識獲得、個人スキルの上達も重要ですが、この少人数ゼミでは現実社会における課題（に近いもの）を考え、チームで取り組むことも重視しています。
近年は、ITの活用を前提とした新たなサービスやビジネスアイデアの立案に取り組んでいます。ユーザの視点に立ち、ソフトウェアの価値とは何かを考えられる人材の育成をめざしています。