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英語英文学科ゼミナール紹介

石井ゼミナール

指導教員:石井 善洋 教授

分野

イギリス18世紀の文学と思想、特にSamuel Johnson

ゼミの内容

学部の授業では、特に私の専門分野は扱いません。ゼミではもっぱらファンタジー系の短編小説を読んでいます。ファンタジー物にも色々な型があります。私が取り上げるのは、一見ふつうの写実的な小説ですが、ふいに不思議な出来事が起こり、そこから人間性の本質が垣間見えるというタイプの作品です。読後に英語でレポートを書きます。私のゼミでは翻訳アプリの基本的な使い方を勉強しながら、英文レポート(感想文)の書き方も学びます。文学の楽しさがわかる、英語が書ける、こんな学生を育成したいと考えています。

石田ゼミナール

指導教員:石田 崇 准教授

分野

英語学、日英語対照研究

ゼミの内容

a bright bulbは「明るい電球」を表しますが、an opaque bulbは「暗い電球」ではなく「電球のガラス部分が曇りガラスである電球」を表します。どちらの表現も見た目は同じ形式(冠詞+形容詞+名詞)であるにも関わらず、その中身、つまり、語同士の意味関係は異なっています。ことばの形式と意味は、どのような関係にあるのでしょうか。本ゼミナールでは、日本語との比較も交えながら、英語の形式と意味の関係に焦点を当て、その背後にある精緻な規則や原則の体系を学ぶことを通して、英語が持つさまざまな特徴や性質を詳らかにしていきます。

石塚ゼミナール

指導教員:石塚 浩之 教授

分野

通訳研究、翻訳研究 

ゼミの内容

このゼミのテーマは通訳と翻訳です。授業では、通訳翻訳の実践ではなく、通訳翻訳の研究について学びます。通訳翻訳といえば、ある言語から別の言語への表現の置き換えというイメージを持ちがちです。しかし、実際の通訳翻訳を観察すると、それだけではないことがわかります。こうした気づきは、通訳翻訳の実践にも生かせますし、英語学習にも役立ちます。また、人間関係のあらゆる場面で円滑なコミュニケーションの実現に役立つでしょう。通訳翻訳プログラムを同時に履修すれば、実践と理論の両面から言語・思考・コミュニケーションの関係について学べます。
(2023年度は不開講)

大澤ゼミナール

指導教員:大澤 真也 教授

分野

応用言語学 

ゼミの内容

私たちは、自分の気持ちを相手に伝えるために、状況を考慮しつつその場にふさわしい適切なことばを選んで発話を行います。一方でどれだけ慎重にことばを選んだとしても相手に誤解されてしまうこともあります。このような人とことばの関係性について語用論や認知文法の考え方を参考にしながら見ていくことが本ゼミナールの目的です。ゼミナールでは英文法の基本を学んだり、語用論や認知文法に関する基本的な英語文献を読んだりした上で、実際にことば(テクスト)を分析する活動を体験します。題材の選択は受講生の興味関心に基づきますが、洋楽や映画、海外ドラマなど多岐にわたっています。 

佐川ゼミナール

指導教員:佐川 昭子 教授

分野

英文学(シェイクスピア) 

ゼミの内容

世界文学の最高峰、16世紀の英国で活躍した劇作家ウィリアム・シェイクスピアの作品を読み解き、研究するゼミです。シェイクスピアは生涯37の作品を残していますが、それらは一人の作家が作り出したとは思えないほどの多様性に富んでいます。ゼミでは、これらの魅力的な作品の中に込められたギリシア・ローマ神話の影響や当時の民俗習慣(迷信・祭祀・儀礼など)の片鱗を見出すといった文化人類学的な研究に取り組んでいます。一般の読者とは異なる研究的視点から文学作品を理解し、登場人物の性格や状況に応じて台詞を翻訳していく作業はとても楽しく、やりがいのあるものです。 

塩田ゼミナール

指導教員:塩田 弘 教授

分野

アメリカ文学、ネイチャーライティング

ゼミの内容

アメリカ文学、特に自然をテーマとした「ネイチャーライティング」、または広くアメリカを舞台とした文学・映像・表象文化についての研究を行います。卒業研究では、それぞれの学生が自らのテーマを選定し、主体的に研究を進めていきます。具体的には、(1)アメリカ文学を原作とする映画について、原作と映像との比較や文化的背景を出発点とした文学・文化批評、(2)アメリカの詩、歌、絵本など、様々な文化現象について、日本との比較を基にした対照研究を行います。

戸出ゼミナール

指導教員:戸出 朋子 教授

分野

第二言語習得研究、英語教育 

ゼミの内容

「第二言語」とは、「第一言語」の次に学ぶ言語のことです。ですので、英語は、私達にとっては、第二言語ですね。第二言語習得研究とは、その第二言語はどう学ばれるのかを研究する学問です。例えば、I went to the shop.と正しく言えていた子どもが、ある時、I goed to the shop.と言う時期があります。普通の見方をすれば、「誤り」ですが、第二言語習得研究を少し勉強すると、これは、最初言えていたwentよりも「学んでいる」と言うことがわかります。これはどういうことでしょう?皆さん、考えてみてください。(答えは、私のゼミで!)私のゼミには教員志望の人も何人かいます。第二言語習得の複雑さを知ることは、教員になって生徒の学びを見るときにとても役立ちます。 

西光ゼミナール

指導教員:西光 希翔 准教授

分野

アメリカ文学、アメリカ文化 

ゼミの内容

このゼミナールでは、アメリカ文学を原著で読み、自分なりの解釈を構築することをめざします。最も大事なのは作品の精読です。まず作品の細部まで徹底的に考察します。例えば、英語の意味を調べるだけでなく、登場人物の言動や作中の描写などにも気を配っていきます。加えて、執筆された時代や作者自身についても調査し、作品を多角的に分析します。授業では各自が作品を読む中で浮かんだ疑問点や調査したことを発表し、互いに意見を出し合いながら作品の解釈を作り上げていきます。 

BARRSゼミナール

指導教員:BARRS, Keith (バーズ キース) 教授

分野

World Englishes; Linguistic Landscape; Corpus Linguistics 

ゼミの内容

This seminar class focuses on different varieties of English around the world (known as World Englishes), with a particular focus on how these English varieties are displayed on public signs (known as Linguistic Landscape). Topics include: the History of English, Inner Circle English (e.g. Britain, America), Outer Circle English (e.g. India, Singapore), Expanding Circle English (e.g. Brazil, France), and the Japanese Variety of English. The class also includes a focus on Corpus Linguistics, a research methodology which can be used to investigate the various usages of global English varieties. 

水野ゼミナール

指導教員:水野 和穂 教授

分野

英語学、英語史、世界の英語

ゼミの内容

今や世界の共通語として認識されるに至った「英語」という言語について学びます。具体的には、英語はどこで生まれ、成長して世界言語になったのか、英語の音・語彙・文法の仕組みは日本語とどのように異なっているのか、英語でのコミュニケーション上のどのような特徴があるのか、などについて、具体的な資料や文献を読んだり聞いたりして、「英語」の特徴を考えます。また、可能な限り英語の未来像についてもゼミ生といっしょに予測したいと思います。
(2023年度は不開講)

RONALDゼミナール

 指導教員:RONALD, James M. (ロナルド ジェイムス) 教授

分野

Sociolinguistics; Pragmatics; Pedagogical Pragmatics

ゼミの内容

Sociolinguistics studies the specific ways that people use language depending on various factors, including their location, age, social class, and gender. It also includes the study of the different ways, research methods, that are used to investigate these differences. We then go on to Pragmatics: the study of language use within specific contexts and relationships.