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商学科ゼミナール紹介

柏木ゼミナール

指導教員:柏木 信一 教授

分野

消費生活論(消費経済学と消費者経済学)、消費者問題と法、商学教育

ゼミの内容

私自身は、民法、消費経済学、商学(特に流通理論)の3極思考によって、詐欺、悪徳商法、欠陥事故などの消費者トラブルを回避し、かつ社会的に望ましい取引・商品・サービスのあり方を考えることをライフワークとしています。
私からは、ゼミ生の関心・適性に応じて、①消費者安全・民法系、②商品・流通理論系、③商業科・消費者教育系の3系統をゼミ生に用意し、「法律に強いマーケター、社会的に感謝されるマーケターを実社会に送り出せること」をめざしています。
なお、柏木ゼミの個別報告及び卒業研究のテーマは私と同じ分野・方法論でなくてもOKで、社会科学の領域ならば自由です。

川瀬ゼミナール

指導教員:川瀬 正樹 教授

分野

地域産業論、都市経済論、GIS

ゼミの内容

GIS(地理情報システム)画面

私の専門の「地理学」は、場所についてのこだわりがあります。施設や商店はどこに立地し、そこで何がどのように営まれているのか、商業地や観光地にはどこから人が集まってくるのか、それらには傾向や理由があります。身近なことが何でも研究対象になりうる学問分野です。
2年時にはフィールドワーク、見学、景観観察、空中写真の立体視、地図作成、アンケート調査、統計分析、GIS(地理情報システム)など、地域を知るための技能を身につけます。3年次にはグループごとに地域に関する研究テーマを決め、調査・研究に取り組みます。

金ゼミナール

指導教員:金 徳謙 教授

分野

観光ビジネス、GIS、地域3Dマップづくり

ゼミの内容

ゼミで作成した3Dマップ

デジタル化が進む中、観光ビジネスにもデータの活用は欠かせません。ゼミでは、デジタルマップ(以下、GISという)や各種データを活用した観光ビジネスを学びます。具体的には、3D(立体)観光ガイドマップを制作します。また、GISや各種データを用いて地域を調べます。
質問です。広島市内のコンビニは、
①駅からどれくらい離れた場所に出店する店舗が多いと思いますか?
②若者、サラリーマン、高齢者のどちらをターゲット(最も重視)にして出店すると思いますか?
ゼミでは、このようなビジネスに欠かせない疑問をGISやデータ分析を通して明快に説明する方法を学びます。

NGUYENゼミナール

指導教員:NGUYEN Duc Lap(グエン ドゥック ラップ) 教授

分野

金融システム論、金融政策論、Excelで学ぶデータ分析

ゼミの内容

本ゼミナールでは現代の金融ビジネスに必要な基本的な概念と理論を体系的に学んでもらうが、理論に偏ることがなく、日常生活・ビジネス現場で実践するための金融力の修得が重視される。本ゼミナールの特徴の一つはビジネス現場の類似データを用いた多くの演習により「ビジネス現場」と「金融」の関係を直感的理解でき、数式的なファイナンスの理論をイメージでつかめるように様々な工夫がされる。ケーススタディーを通して、データ収集・処理からExcelの実践的な使い方まで身に付けてもらい、金融に関する意思決定力の向上をめざす。

厳ゼミナール

指導教員:厳 秀延 助教

分野

国際マーケティング、消費者行動論、マーケティング・リサーチ

ゼミの内容

消費者は、置かれている社会的背景や文化の違いによって異なる行動をとります。このゼミは、①グローバル視点を持ち、マーケティングを考える力、②マーケティング・リサーチの課題設定方法、③統計ソフトを使ったデータ分析のスキルの習得を目指します。2年生ゼミでは、消費者行動論と国際マーケティングの基礎知識を学習します。3年生ゼミでは、卒業論文向けの研究テーマの議論、研究方法について学びます。4年生ゼミでは、これまでに蓄積された知識に基づき、卒業論文の作成に取り組みます。同時に、このゼミは、ゼミ活動を通して、ゼミの仲間たちと一緒に思考能力やプレゼン能力を磨いていきます。 

坂根ゼミナール

指導教員:坂根 嘉弘 教授

分野

近代日本経済の研究

ゼミの内容

企業・企業家の成長過程をケース・スタディで学びます。現在よく知られた著名な企業や企業家も、確かな地位を築くまでの道のりは、山あり谷ありの浮き沈みの激しいものでした。色々な困難を乗り越えて現在に至っています。その過程を企業・企業家のサイドから、その個性に即して学んでいきます。このことは、それぞれの時代の日本経済や世界経済を1つ1つの企業から見つめなおすことでもあります。
ゼミの後半部分では、就職活動を見据えて、現在トピックになっている経済問題の新聞記事を読みます。

新本ゼミナール

指導教員:新本 寛之 准教授

分野

国際貿易論、アジア経済論、海外ビジネス研修(ベトナムハノイ市)

ゼミの内容

ベトナムハノイ市(新本撮影2024.3)

「世界の市場」である中国および今後中間層の拡大で経済成長が期待されるベトナムの経済社会“通”をめざします!中国、ベトナムの経済成長要因について理論的に研究した上で、それぞれの市場をリサーチし、広島ブランド商品(観光資源を含む)の輸出販売戦略を企画します。日本の市場は人口減少に伴い縮小傾向にあります。それゆえアジアの市場は、今後の日本にとってますます魅力的なターゲットの一つになります。また、机上で学んだ理論や知識を自身の目で確認ならびに企画を現地で実践することを目的に、ベトナム訪問の機会を提供します。卒業後はグローカルな舞台で活躍するゼミ生が多いです。

徐ゼミナール

指導教員:徐 康勲(ソ カンフン) 准教授

分野

マーケティング(商品・価格・流通・プロモーション戦略)

ゼミの内容

このゼミでは、①学生さんが日常生活から、企業のマーケティング活動や消費者行動について意識し、問題意識を持つこと、②理論と実践の融合を通じたマーケティング学習、③発表やディスカッションを通じたコミュニケーション能力の向上をめざします。このゼミでは企業さんとコラボで実際に商品企画に挑戦してみることができます。
 

橘ゼミナール

指導教員:橘 洋介 教授

分野

応用経済学、交通論

ゼミの内容

交通はみなさんの身の回りに当たり前のようにあって、しかもその存在を特に意識することもないほどの存在です。ということは、裏を返せば日常のあらゆる場面に交通は入り込んでいるということです。社会活動をする上で、移動と無縁な日は一日たりとも無いと言っても過言ではないでしょう。そして、社会の発展が交通の進歩に大きく依存してきたことも周知の事実です。一方で、社会の変化によって既存の交通の存続が危ぶまれるなど、社会の変化が交通問題として顕在化しています。それゆえ、交通を切り口として社会を眺めてみることも、社会をより深く知る上で有意義なことといえます。そこでこのゼミでは、社会と交通の関係を通じて社会に対する視野を広げ、課題解決力を高めるための勉強を行っています。

富川ゼミナール

指導教員:富川 久美子 教授

分野

観光学、地域の観光研究

ゼミの内容

大久野島調査

観光学の基礎として様々な観光の形態について、また地域の観光振興について学びます。そして、気になる観光地を実際に訪れてグループワークで観光の実態調査をし、地域における観光の課題や解決策について考えます。調査内容をまとめながら、観光ルートや地図を作製したり、テキストマイニングをしたり、ゼミ研究の成果として報告書を完成させ、最後に研究発表をします。学生が卒業後に広く社会で活躍するために、地域の観光研究をとおして、書く力、コミュニケーション能力、プレゼン力、パソコンスキルの向上もめざしています。

中井ゼミナール

指導教員:中井 教雄 教授

分野

保険論、金融機関論、行動ファイナンス

ゼミの内容

本ゼミナールでは、保険会社等の金融機関に関する研究を通して、グローバルな視野を持ちながら地域社会の発展に貢献できる人材の育成を目的とします。2年生ゼミでは、テキストを用いた金融・保険理論の理解と、実際の金融経済データを利用した実証分析のスキルの習得を図ります。また、3年生ゼミでは、研究報告会等を通して、プレゼンスキルと論理的思考の向上をめざします。最終学年の4年生ゼミでは、これまでの研究活動の集大成として、卒業論文の作成に取り組みます。活動を通して、如何なる社会情勢においても苦境を乗り越えられる個人と仲間の成長を期待しています。

仲村ゼミナール

指導教員:仲村 靖 教授

分野

証券市場論

ゼミの内容

証券市場(株式、国債などの取引)に限らず、銀行を含む金融全般を学びます。2年次はまずファイナンス理論の基礎を修得します。計算を伴いますのでEXCELの使い方も覚えます。3年次はグループで株式投資シミュレーションゲームに参加します。この目的は、短期売買で儲けることではなく、日本経済の課題を考え、課題を解決できる企業を列挙し、投資に値するかを分析するという一連のワークをみんなと協力して行うことにあります。毎年、様々な発見があるようです。4年次に大学での学修の集大成として卒業研究をまとめてもらいます。