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教育学科ゼミナール紹介

教育学科には10を超えるゼミナールがあります。ここでは、ゼミナールの中から「初等教育」、「学校教育」、「教育科学」の3つのコースと、全てのコースに関係する「特別支援」に関する4つのゼミナールを紹介します。

光本ゼミナール(初等教育)

指導教員:光本 弥生 教授

分野

保育学、幼児教育、幼小接続

ゼミの内容

保育園での実習の様子

「保育・教育の現場で何が起こっているか」、そこにアンテナを張りながら、それぞれが研究を進めています。時には、保育現場に出向き、子どもたちの声に出会うことで、自らの固定観念に気づくこともあるようです。一人一人の発見や気づきを大学に持ち帰り、仲間と再考することで、問題意識も深まっていきます。 
「教育現場」と「研究室」、「実践」と「理論」、そしてゼミナールの仲間との「集団思考」と「個人思考」の往還が、学びの基軸となっています。

西森ゼミナール(学校教育)

 指導教員:西森 章子 教授

分野

教育方法学、教育工学 

ゼミの内容

ゼミナールは、「ひとを対象とした研究」を練習する場所、進めるために研究を共有する場所です。ゼミ生は、幼児・児童・生徒、教師など、学校教育の「ひと」だけでなく、様々な環境における「ひと」を対象とする研究に取り組んでいます。大切にしているのは、「研究してみる」「自分の研究を伝える」「他者の考えを聞く」「課題を見出す」ことです。特に「自分の研究を伝える」ときは、他学年のゼミ生も参加します。その他、研究手法を学ぶグループ勉強会、教員採用試験に向けた勉強会、3・4年生合同の授業練習会などが、ゼミ生によって運営されています。 

永田ゼミナール(教育科学)

指導教員:永田 成文 教授

分野

社会科教育、地理教育、ESD(持続可能な開発のための教育)

ゼミの内容

徳之島高等学校での授業風景(2023)

小学校・中学校の社会科、高等学校の地理歴史科・公民科の社会系教科を対象として研究していきます。社会科の授業理論を参考に、先行実践がどのような目的、内容、方法を設定した授業を構想して実践しているのかを考察したり、児童・生徒の社会認識の形成や公民的資質の育成という視点から分析していきます。2023年度は「個別最適な学びを実現する小学校社会化産業学習の授業づくり-タブレット端末の活用に着目して-」を題目とした卒業論文などが提出されました。写真のように指導教員も教育現場で授業を行っています。

三木ゼミナール(特別支援)

指導教員:三木 由美子 教授

分野

アダプテッド体育・スポーツ科学 

ゼミの内容

学生の「知りたい」「やりたい」「やってみたい」から、パラスポーツを体験したり、調査方法を体験的に学んだりし、その振り返りを大切にしています。また、たとえどんなに小さな疑問でも、その“疑問”からスタートし、多くの先行研究に触れることを通して研究課題へと変化する/興味が変化することの苦しさや喜びを共有しながら取り組んでいます。さらに、4年次にはペアでの活動(月替わり)を通して、他者の研究内容や文章を客観的に理解・確認する力を磨いています。まだまだ新しいゼミですので、これから柔軟に変化していくことを目指しています。