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地域つながるプロジェクト・スタートアッププロジェクトで活躍する参加学生

「地域つながるプロジェクト」・「地域つながるスタートアッププロジェクト」に参加する学生のインタビューを掲載しています。

2023年度採択プロジェクトリーダーインタビュー

地域つながるプロジェクト

地域つながるスタートアッププロジェクト

地域つながるプロジェクト

柳井知っちょる?~柳井を活性化したい~

リーダー 二上さん(商学部2年生)

【プロジェクト概要】
柳井市を活性化するために、まず、金魚ちょうちんの検定問題を作成し、検定を実施することを目標にしています。柳井市観光協会と連携して精力的に活動していきます。

予定している活動内容を教えてください。

2022年度のスタートアッププロジェクトの活動では、山口県柳井市の高校や企業を訪問して話を聞くことで、柳井市の土地柄や特産品などについて理解を深めました。昨年度の活動からステップアップして今年度は実践的な行動を意識し、連携先である柳井市観光協会様に「大学生部会」を立ち上げていただきました。柳井市について今一度学び直しながら、郷土民芸品である金魚ちょうちんに注目し、金魚ちょうちんの検定問題の作成、実施を行う予定です。幅広い世代に検定問題を受けてもらい、金魚ちょうちんを通して柳井市について知ってもらいたいと思っています。また、検定問題の作成と並行して、柳井市内外の方々を対象としたアンケートを実施し、柳井市の認知度やイメージ調査も行う予定です。昨年度は連携先の企業の方の視点から柳井市の現状について教えていただきましたが、今年度は大学生の立場から柳井市に住む方々の話を聞き、地域をさらに知り、活性化に向けた活動をしていきます。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

連携先の方と良好な関係を築くために、まずはメンバー全員が報・連・相を徹底します。さらに、メンバーそれぞれが誰かの行動や指示を待つのではなく、自ら役割を見つけて行動できるようになればいいと考えています。そのために、リーダーと副リーダーが一方的に発言するのではなく、メンバーと情報共有や意見交換ができる場を月に2回程度設ける予定です。限られた期間での活動であるため、やらなければいけないことの優先順位をメンバーと決めて、納得のできる活動をしていきたいです。昨年度の活動では、日程調整が難しくメンバーで話す時間を持てずに苦労しましたが、今年度はオンラインも活用して予想外の出来事にも対応できる適応能力を培っていければと思います。

今日から僕らは五月っ子!?

リーダー 國近さん(経済科学部3年)

【プロジェクト概要】
本学と五月が丘地域との距離が近いという特性を生かし、学生と地域の方々との交流を深めます。また、地域行事を盛り上げることで地域のさらなる活性化に繋げるようにします。

予定している活動内容を教えてください。

昨年度の活動に引き続き、ふれあいサロン陽だまりへの訪問や防災訓練、お祭りなどのイベントに参加します。その様子をInstagramで発信することで、修大生に五月が丘を知ってもらえるような活動をする予定です。大学と近い団地であるにも関わらず、学生の中には五月が丘のことを知らない人が多くいると感じています。私自身、このプロジェクトに参加したことで、活動外でも五月が丘に足を運ぶ機会が増え、地域の方との交友関係が広がり、五月が丘の魅力をたくさん発見することができました。実際に地域の人と話して関係を築けてきたことで、いろいろなイベントへ誘っていただけているので、その機会を活かし、学生の力で地域活性化のお手伝いがしたいと考えています。また、五月が丘で定期的に開催されている中学生の放課後学習会に参加し、中学生に勉強を教えながら交流を深める活動もしていきたいです。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

昨年度は5名での活動でしたが、今年度は新メンバーが加入し、13名の大規模プロジェクトとなりました。メンバーが増えたことにより、コミュニケーションを取り合うことがさらに重要になると感じているので、リーダーとして全員が発言しやすい雰囲気づくりを意識したいと考えています。話し合いをする際は、基本的に対面で集まる機会を設けて、あまり発言ができない人の声にも耳を傾けるようにします。メンバーには、楽しく活動を続けてほしいと思っており、積極的に活動しようと伝えているので、一人ひとりの自主性と行動力を養いながら、楽しく明るい五月っ子らしい活動をしていきます。 

防災意識を高めるプロジェクト

リーダー 古畑さん(商学部3年生)

【プロジェクト概要】
大塚・伴南学区の方々と連携して防災イベントの企画や運営を行います。地域の防災イベントを通して、地域と学生の防災意識を高めることを目的に活動しています。

予定している活動内容を教えてください。

昨年度から防災について連携して活動している広島工業大学 学生防災士会の方々が主催する小学生対象の防災イベント「みんなで学ぼう!未来防災!」に参加し、そこで開催する防災に関するクイズラリーや非常時の食事体験など、各ブースに参加者を案内します。また、イベントの中で私たちのプロジェクトが主となり、発災後の避難に必要なものを参加者が知るきっかけづくりとして「防災ビンゴ」を開催するので、メンバーで分担して準備をしています。今後は、本来の活動地域である大塚・伴南学区で活動したいと考えており、子どもたちを対象とした「ペープサート」という紙人形劇を行えるよう準備・計画を進めています。物語中にいくつか選択肢を用意し、聞いてくれる子どもたち自身が選択してストーリーを進めていくようなシナリオを考えていて、参加型で楽しめるものになるように工夫したいです。活動期間も後半になりましたが、メンバー同士で密にコミュニケーションを取り合いながら、活動していきます。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

私は人に頼ることが苦手で自分で溜め込んでしまうので、今回のプロジェクトでは積極的にメンバーを頼りたいです。活動を前に進めるためにも、役割分担をしてメンバーにやってほしいことは、遠慮せずにお願いしようと思います。その際の発言や発信にリーダーとしての説得力をもたせるためには、日頃の活動で自らが率先して動くことがポイントだと考えています。一方で、メンバーのやる気が出るような気遣いの言葉は忘れないようにしたいです。メンバー同士がコミュニケーションをとりやすい雰囲気にするために、チーム全体を見渡し、マネジメントする力を身につけたいです。

愛する海でアップサイクルするアート!プロジェクト

リーダー 石丸さん(人文学部3年生)

【プロジェクト概要】
本プロジェクトは瀬戸内海の海洋ごみを収集しアップサイクルする活動を通じて、子供たちが創作の楽しさを体験し、海洋ごみについて当事者意識を持てるようになることが目的の活動です。

予定している活動内容を教えてください。

このプロジェクトは、廿日市市大野・宮島地域を中心とした海洋ゴミの収集と、それを使って子どもたちとアート作品を作るという活動を予定しています。海洋ゴミに着目してメンバーと先生と話し合いをする中で、捨てられてしまうものに再び手を加えて、新たなモノに生まれ変わらせる「アップサイクル」という言葉に出会い、テーマとすることにしました。地域の子どもたちに海洋ゴミを使ったアート作品に触れてもらい、海岸の清掃や海洋ゴミについて学ぶ場を設けることで、一緒に海洋ゴミに関する課題や新しい価値を見つけていきたいと考えています。また、連携先の方に海洋ゴミを使ったアート作品を制作しているアーティストの方を紹介していただき、実際に子どもたちに作品を作ってもらうワークショップも開催する予定です。地域の方々と一緒に進めていく活動であるため、地域に足を運び、地域の方と関わる機会を設けながら同じ目線で活動を行っていきます。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

これまで大人数のグループでまとめ役をした経験は少ないですが、このプロジェクトのリーダーを務める上で、メンバー全員の様々な意見を一つにまとめる力を身につけたいです。これまでは自分の意見を発信する側の立場が多かったため、現在はリーダーとしてメンバーや連携先の方の意見を聞いて擦り合わせていくのが難しいと感じています。スケジュール管理の難しさなど痛感する部分もありますが、一人でできることには限界があるため、タスクを抱え込むのではなく、副リーダーを中心に他のメンバーと役割分担をして活動を進めていきたいです。また、教育学科で日々教師を目指して学んでいる私たちにとって子どもと触れ合える機会は貴重なものです。子どもとの関わり方についても、この活動を通して学んでいきたいです。

宮島観光活性化プロジェクト~観光と言語がつなぐ地域の輪~

リーダー 角田さん(商学部4年)

【プロジェクト概要】
私たちは、宮島地域の人々と協力しながら、観光、言語の観点から、外国人観光客を含めた宮島を訪れる方々がより快適に、楽しめる環境を整えるお手伝いをします。

予定している活動内容を教えてください。

2022年度に引き続き、宮島の観光活性化をテーマに、言語と観光の2つに注目して活動します。昨年度の活動を通して、言語に関しては2点の気づきがありました。英語圏以外の外国人観光客にも伝わる表記が必要であること、表記を増やし過ぎると神聖な宮島の景観を損ねてしまうという課題です。そこで、今年度はより多くの人々に少ない表記で情報を伝えられる方法として、「やさしい日本語」の使い方をまとめたチラシを作成し、地域の事業者向けに広めていきたいと考えています。次に観光に関しては、昨年度の活動目的の一つであった外国人観光客と地域の事業者の方の架け橋となれるよう、宮島の中江町で開催されるマルシェへの参加や連携企業様との活動に取り組むことで宮島をさらに盛り上げていきたいです。宮島の観光活性化を目指して、この2つの観点からアプローチし、活動を充実させていきます。 

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

1年間の活動を通して、プロジェクトの進行を管理する力と実現力を身に付けたいです。まず、プロジェクトの管理として、全体的な活動計画やスケジュール調整、タスクの優先順位付けを行います。また、メンバー同士が協力してプロジェクトを進めていくために、定例会などメンバーが集まってコミュニケーションをとることができる場をつくりたいと思います。次に、実現力に関しては、思いついたアイデアや学生間で話し合ったことを、担当教員や連携先様に積極的に相談し、実現させる力を付けたいと思います。リーダーとして昨年度の経験を活かし、取り組む学生も楽しく活動できるようなプロジェクトにしたいです。 

安芸太田に来てみんさい!!

リーダー 沖野さん(国際コミュニティ学部3年)

【プロジェクト概要】
広島県安芸太田町を好きになってもらうことを目的として活動しています。特にイノシシカレーをPRするため、加計高校の生徒や事業者の方 と連携、イベント出店支援などを行います。

予定している活動内容を教えてください。

このプロジェクトは、2021年度にスタートアッププロジェクトで発足して、地域つながるプロジェクトとしては2年目を迎えました。今年度は、昨年度の活動をレベルアップさせて、安芸太田町の存在をさらに多くの方に知ってもらい、好きになってもらうことを目的に活動します。昨年度はイベントへの参加や安芸太田町北部にある三段峡黒淵荘様のイノシシカレーの市場調査等を行い、安芸太田町の魅力を発信する準備活動に取り組みました。今年度は昨年度の活動を活かしたイノシシカレーのPR活動の実行、および三段峡や加計高校周辺の商店街など魅力あふれる安芸太田町の名勝や景観のPRに力を入れていきたいと考えています。加計高校と連携して活動するチームとイベント活動をメインとするチームの2つに分かれて活動することで、様々な角度から安芸太田町の魅力をPRし、安芸太田町に行きたいと思ってくれるファンを増やしていきたいです。 

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

今年度は新たに9名のメンバーを迎えて、昨年度よりさらに賑やかなプロジェクトとなりました。そして、このプロジェクトには私が卒業後も後輩たちに受け継いでほしいと思っています。そのために、私が2年間培ってきたリーダーとしての経験やノウハウを後輩へ伝えていきます。プロジェクトの活動を統括することがリーダーの役割ですが、メンバーの良いところを引き出して、自分自身もメンバーも全員が楽しんで活動できるような環境作りをすることもリーダーの大きな役割だと考えています。そのために、コミュニケーションをとることを大切にしており、月に1度の定例会でメンバーが顔を合わせてざっくばらんに話ができる機会を設けています。リーダーとしてやるべきこととメンバーに任せることを見極めながら、次の代が受け継いでくれるように「伝える」ことを大切にして1年間活動をしていきます。

骨を元気に!食のAAOプロジェクト

リーダー 中山さん(健康科学部2年)

【プロジェクト概要】
高齢者の骨や食に対する意識向上と骨密度維持を目的とします。実際に骨密度を測定し、骨に関するワークショップや必要な栄養素を含むメニューを考案し、お弁当の配布を行います。

予定している活動内容を教えてください。

私たちのプロジェクトは、大塚地区に住む14名の高齢者を対象に、持続的な骨に対する意識向上と骨密度維持を目的として活動をします。活動の初めには、骨密度測定や生活習慣、食生活に関するアンケートを行い、対象者の現状を調査します。その結果を踏まえて、私たちが日々授業で学んでいる骨に関する正しい知識を伝えるワークショップの開催、骨に良いとされる栄養素を多く含む食材を使用したお弁当の配布などを予定しています。対象者の方とはすでに顔合わせの場を設けて、私たちの活動の説明をしました。ワークショップやお弁当の配布を通して、骨密度の向上を目指したり、どの食材にどんな栄養素が含まれているのか知ったりしてもらう機会にしたいと考えています。対象者の方には楽しんで取り組んでいただきたいと思っており、食事だけではなく、運動や睡眠とも掛け合わせて、骨密度の向上、さらには健康増進に向けて一緒に活動を行っていきます。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

健康栄養学科の学生として、これまで学んできた栄養素の知識などを地域の方に向けてわかりやすく伝える方法、また食事摂取基準に基づいた献立作成の手法などをこの活動を通して身に付けていきたいです。地域の方、特に高齢者の方には、専門用語を避けてゆっくり丁寧に話すことが重要だと思うので、その点は今後のワークショップで意識したいと考えています。日々の授業の内容は教科書の中での学びに留まってしまうことが多いですが、このプロジェクトは実際に対象者の方に向けた活動となります。対象者の現状に合わせた献立考案など対人だからこそ得られる学びがあると思うので、私たちの将来にも繋げられる活動になると思います。プロジェクト終了後には成長したと実感できるような1年にしていきます。

学生地域おこし合宿in安芸高田市

リーダー 山田さん(国際コミュニティ学部3年)

【プロジェクト概要】
私たちは安芸高田市の廃校小学校を活用し、日本人学生、留学生、定住外国人と安芸高田市市民の方々が集うコミュニティを創る活動をします。

予定している活動内容を教えてください。

安芸高田市を活動場所として、地域の方々と外国人在住者の方々のコミュニケーションの場づくりを行う予定です。私たちの活動が地域の国際交流を活性化させるきっかけとなることで、地域おこしにつなげたいと考えています。具体的な活動としては、プロジェクト連携先や地域の方々のご協力のもと、地域で暮らす方々の交流の場として「冬まつり」を開催しようと企画しています。元々、コロナ禍以前は、地域で夏祭りがあったようなので、地域の交流の場を増やすために冬にもお祭りを開催することを考えました。また、今後プロジェクトを進めるにあたり、地域と関わる体験をしてもらえたらと思い、本学の留学生にもメンバーに加わってもらうことを検討しています。たくさんの人を巻き込みながら、安芸高田市を盛り上げられるような活動をしていきたいです。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

普段関わる機会の少ない地域の方々と協力しながら、地域おこしを目指して活動するなかで、自分たちで考えたことを行動に移し実現させる体験を通して、自信を付けたいと思っています。また、私自身はリーダーとして、メンバーの考えや思いを尊重しつつ、目標に向けてプロジェクトが活動するために、メンバーに役割を振り分けたいと考えています。メンバー一人一人が自分の役割を認識し、責任をもってプロジェクトのためにひとつのことをやりきる力を培ったり、協力し合えるような協調性をメンバー全員で身に付けたいです。失敗を恐れることなく、プロジェクト全体でチャレンジする意識をもって、地域おこしに貢献します。 

ひろしま Global Bridge

リーダー 坂田さん(国際コミュニティ学部3年)

【プロジェクト概要】
本プロジェクトでは、廿日市市における外国人が暮らしやすい地域づくりに貢献するため、ハザードマップとゴミ分別表の多言語版を作成・配布することを目指します。

予定している活動内容を教えてください。

私たちのプロジェクトでは、廿日市市国際交流協会と連携して、廿日市市に住む外国人の方々が主役となるような持続可能な活動をする予定です。プロジェクトの活動終了後も、廿日市市の国際化・多文化共生が維持されるように、在住外国人が主体的に取り組める活動を私たち学生の力でサポートしたいと考えています。現在廿日市市では、外国人向けの日本語教室の開催や通訳者の配置など様々な取り組みをしていますが、いまだ言葉の壁やコミュニティからの孤立感を感じているのではないかと予想しています。そこで、在住外国人を対象にアンケートとインタビューを行い、どのような問題を抱えているのか、今後どのように廿日市市と関わっていきたいのかを調査します。実情や課題を知った上で、在住外国人とともに活動の方針を決め、実施に向けて取り組んでいきます。1年限りの活動ではなく数年をかけて、廿日市市における多文化共生の地域づくりに貢献できるようなプロジェクトにしていきたいと思っています。 

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

これまでリーダーの経験がないため、このプロジェクトのリーダーを務めることが私にとって大きなチャレンジとなります。まずプロジェクトとしては、チームワーク向上に向けてコミュニケーションを積極的に取り合い、スムーズに活動を進められるようにしていきたいです。個々の活動ではないため、メンバー全員が同じ目線でプロジェクトに取り組む必要があると考えています。そして私個人としては、メンバーを積極的に頼り、タスクの振り分けをする力を伸ばしていきたいです。リーダーには仕事が任されることが多いですが、一人で抱え込まずに副リーダーを中心に他のメンバーと相談をしながら、役割分担をします。プロジェクトとしても個人としても、成長できる実りある1年にしたいと思います。 

地域つながるスタートアッププロジェクト

田幸を多幸に!

リーダー 野々下さん(国際コミュニティ学部1年)

【プロジェクト概要】
三次市田幸地区の活性化を目指します。今年度は、その第1歩として、三次市役所や田幸地区の方々と連携し、地域活性化のために魅力や特色を発見します。

予定している活動内容を教えてください。

私たちは自然豊かで歴史ある観光スポットが数多くある三次市が大好きです。そこで、魅力あふれる三次市をより多くの人に知ってもらいたいと思い、このプロジェクトを立ち上げ、活動することにしました。活動を始めるにあたって、三次市役所の方に地域の課題を聞きに行ったところ、田幸地区で少子高齢化が原因で、町に勢いがなくなってきていることが課題であると分かりました。プロジェクトの活動として、まずは私たち自身が田幸地区のことを詳しく知るために、自転車等を使って地域を巡り、特色を調査したいと考えています。そして、課題解決に向けて私たちが発見した地域の良いところや、観光資源や特産品をWEBやSNSで発信することで田幸地区の活性化に協力していきたいです。 

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

この活動を通じて、社会との関わり方を学びたいと思っています。地域の方と話すときに、言い回しや言葉の選び方次第で、相手に伝える内容の印象が大きく変わることが分かりました。今後、話すときには、相手に分かりやすい話し方を心がけ、これから出会う様々な人たちとの交流を通して、コミュニケーション能力の向上を図りたいと思います。また、チームとしてプロジェクトの目標を達成する力も身につけるために、メンバーの得意分野を把握し、役割分担を行います。メンバーと協力しながら、田幸地区を活性化させるために、1年間活動していきます。 

知ろう!深めよう!こうよう!

副リーダー 福田さん(人文学部2年)

【プロジェクト概要】
安佐北区高陽エリアの抱える問題を発見することを目的としています。実際に現地に足を運び、地域の方々と関わりながら、地域課題の発見・分析を行います。

予定している活動内容を教えてください。

私たちのプロジェクトは、安佐北区高陽エリアの抱える地域課題を発見し、分析することを目的に活動します。メンバーの1人が住んでいる高陽エリアでは、地域内の交流が少なく、つながりが希薄化していると予想しており、災害などの緊急時に住民間の連携が十分にとれないのではないかと仮説を立てています。この仮説が正しいのか調べるために、現地の公民館や住民が集まる場所へ足を運び、たくさんの地域の方々と話をすることで、現状調査をしていく予定です。また、地域で行われるお祭りなどのイベントに私たち自身が積極的に参加することで、高陽エリアについて深く知っていきたいと考えています。 

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

地域課題の発見・分析をするうえで必要不可欠なSWOT分析*¹を実施していきたいです。私たちの考える仮説と地域の実状とのギャップを照らし合わせながら、原因の究明や今後のプロセスを検討するスキルをメンバー全員が伸ばしていきます。実際に地域の方々と会う時には、失礼がないように礼儀を持って接することを意識し、普段関わることが少ない目上の方ともコミュニケーションを図っていきたいと考えています。私たちの仲の良さを活かして、メンバー4人全員が熱意を持って活動に取り組み、地域とのつながり、先生とのつながり、協力していただく方とのつながりを大切にして活動をしていきたいです。
*¹SWOT分析⇒S:強み(Strength)W:弱み(Weakness)O:機械(Opportunity)T:脅威(Threat)の4つの要素で要因分析

平和台団地共助プラン

リーダー 小原さん(国際コミュニティ学部2年)

【プロジェクト概要】
現在の平和台団地では町内会に参加する人が減っておりその問題の解決策を町内会長の方と広島銀行の方と一緒に考え、参加者を増やすことが私たちの活動内容です。

予定している活動内容を教えてください。

私たちのプロジェクトは、広島市安佐南区の平和台団地が課題として挙げている、町内会の加入人口の減少に着目し、参加者を増やす方法を検討・提案することを目的に活動します。町内会長、副会長の方とお話をした際に、平和台団地に住んでいても町内会に未加入の若い世帯が多いという課題を聞きました。そこで、大学生ならではの視点から解決策を検討し、平和台団地の町内会を盛り上げる活動をしていきたいと考えています。平和台団地の周辺には多くの住民が町内会へ加入している地域もあるようなので、他の地域の対策も調査しながら、平和台団地に合ったアプローチ方法を見つけます。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

私自身は、人に指示を出すことや役割を振り分けることが苦手と感じているので、この活動ではメンバーを積極的に頼っていきたいと考えています。プロジェクトを円滑に進めるためには、特に役割分担をすることが重要だと感じているので、一人に負担をかけるのではなく、4人で協力することを意識していきます。プロジェクトとしては、活動に関わってくださる町内会の方、広島銀行の方と対話をしていく中で、情報を正しく理解する力を高めていきたいです。私たちは同じ学部で一緒にいることが多いので、チームワークを活かしながら、地域の方とのコミュニケーション能力や発信力もさらに成長させていきたいです。 

江田島に行こう

リーダー 佐々木さん(国際コミュニティ学部1年)

【プロジェクト概要】
江田島市の地域課題を知り、自分たちなりの視点をもって活性化に繋がる解決策を出すことを目標にしています。実際に現地に赴き、地域住民の方との交流を目指します。

予定している活動内容を教えてください。

江田島市を実際に訪れて、現状の把握、課題の発見を目的に活動するプロジェクトです。活動地域を決める際にネットで調査をしていたところ、江田島市が地域振興に活発に取り組んでいることを知りました。そして、私たちの住んでいる環境と異なる「江田島」にどのような課題があるのか興味を持ったため、江田島を活動地域に選びました。メンバー全員がこれまで江田島には1回程度しか行ったことがないため、この活動では実際に足を運び、まずは地域を知ることから始めていきます。また、江田島の活性化に繋がる解決策を見つけるために、地域住民の方々にヒアリングを行いながら、交流を深めていきたいと考えています。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

プロジェクトを立ち上げて地域活動をするという経験は初めてなので不安はありますが、情報共有や役割分担をしてメンバー全員で最後までやり抜きたいと思っています。学年学部がバラバラのメンバーが集まっていますが、活発に意見を出し合えるような関係づくりを目指します。そのために定例会の開催や月1回の江田島訪問を計画しています。また、地域の方々と話すときには、特に表情に気を付けてコミュニケーションをとっていきたいです。私自身はこれまで自発的に行動することが苦手でしたが、この活動でそんな自分を変えたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。活動する中で、内面的に成長できるようにメンバーや先生と協力しながら取り組んでいきたいです。

石内を盛り上げ隊

リーダー 三島さん(経済科学部2年)

【プロジェクト概要】
私たちは、石内に住んでいる方々と連携し対話を重ね、実際に石内を見て回ることで地域の特徴を深く理解し、現在石内が抱えている問題を発見します。

予定している活動内容を教えてください。

私たちのプロジェクトは、佐伯区石内地区の現状を知り、地域を盛り上げることを目的に活動します。メンバーの一人がアルバイトで石内地区に通う中で、住民の少なさを感じていることから、地域の課題は過疎化ではないかと仮説を立てました。しかし、メンバー全員が石内地区を十分に知ることができていないため、実際に地域へ足を運び、地域の方々の話を聞いて、本当に抱えている課題を調査していきたいと考えています。地域のイベントがあれば積極的に参加をして、たくさんの住民の方々とコミュニケーションをとっていきたいです。活動期間は短いですが、地域とのつながりを築きながら、私たち学生の力で石内地区を盛り上げるお手伝いができるような活動をしていきます。 

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

私はプロジェクトのリーダーとして、チームの上に立つ存在ではなく、メンバーと横並びで活動を進めていきたいです。もちろんプロジェクトが前向きに進むような意見を発信することは大切ですが、普段から一緒に過ごしているメンバーと対等な立場で意見交換をしていくことで、プロジェクトが円滑に進むのではないかと思っています。この活動を通して、メンバーや先生、地域の方々などたくさんの人と関わることになるので、適切なコミュニケーションの取り方を学んでいきたいです。チームとしては、学外の人との話し方やアポイントメントの取り方などのマナーを学びながら、課題発見能力や物事を客観的に見る力をメンバー全員で成長させていきたいです。