1. ホーム
  2. 社会連携
  3. 地域つながるプロジェクト・地域つながるスタートアッププロジェクト
  4. 地域つながるプロジェクト・スタートアッププロジェクトで活躍する参加学生

地域つながるプロジェクト・スタートアッププロジェクトで活躍する参加学生

「地域つながるプロジェクト」・「地域つながるスタートアッププロジェクト」に参加する学生のインタビューを掲載しています。

2024年度採択プロジェクトリーダーインタビュー

地域つながるプロジェクト

地域つながるスタートアッププロジェクト

地域つながるプロジェクト

今日から僕らは五月っ子!?

リーダー 前坂さん(国際コミュニティ学部3年)

【プロジェクト概要】
広島修道大学と五月が丘は近い距離にあるもののあまり関わりはありません。そこで、大学や五月が丘でのイベントを通して学生と地域の方々をつなぐための活動を行います。

予定している活動内容を教えてください。

スタートアッププロジェクトで発足し、地域つながるプロジェクトとして3年目を迎える今年度は、イベントへの主体的な参画及び企画、Instagramを使用した広報活動をはじめ、新たな挑戦に向けて活動を行います。昨年度までは、五月が丘のイベントに積極的に参加することで地域の方々とのコミュニティを広げることができましたが、イベントのお手伝い等受動的な活動が多かったと感じています。そのため、今年度は、能動的に活動したいと考えています。今は、イベントの一部であるふれあい広場や夏祭りでブースを担当させてもらえることになったため、若者ならではのアイデアを駆使した来場者に楽しんでもらえる企画を考えています。また、昨年度、地域の方に大好評だった大学案内会は引き続き行い、学外の方でも利用できる施設の紹介を計画しています。さらに、Instagramのフォロワーに本学の学生が多いことを活かし、活動内容や今後開催される五月が丘でのイベントを中心に投稿し、学生が気軽に立ち寄れる五月が丘にしていきたいと考えています。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

私はこのプロジェクトでの活動を通して、計画性や思考力を身に付けていきたいです。プロジェクトメンバーとだけではなく、地域の方ともしっかりコミュニケーションを取ることが、計画的な行動につながると考えています。プロジェクト内では、全員が様々な役割を担っていく柔軟な形で進めていきます。そして、活動を行う上で、地域の方、メンバー、ひろみらセンターとの関わり方を学ぶことや、能動的な姿勢を身に付け、経験を自分の力にしていきたいと考えています。 

安川に咲かそう地域の笑顔 上安・みんなでフラワープロジェクト

リーダー 竹田さん(健康科学部2年)

【プロジェクト概要】
私たちは安地区(広島県安佐南区)にある河原町を中心に、河原恵美須神社での植栽や安川の美化活動を通じた多世代交流を目的とする活動を行っていきます。

予定している活動内容を教えてください。

私たちは、安地区にある河原恵美須神社の植栽、安川の美化活動、花壇の整備を通して、希薄化している地域のつながりを再構築することを目的に活動します。子どもから高齢者まで幅広い世代の方が好む「花」をキーワードに活動したいと思い、連携先の安佐南区社会福祉協議会に相談したところ、すでに植栽の活動に取り組んでいた河原町内会の方を紹介していただきました。河原町では住民同士のつながりが希薄化しているという課題があります。そこで、まずは私たち学生が運用する花壇に住民の方々の目を向けてもらい、将来的には共同花壇として住民が管理することで、住民同士のつながりを再構築できればと考えています。また、SNSを活用して祭りやイベント情報の告知にも力を入れ、安地区を盛り上げるお手伝いもしていく予定です。活動の最後には、地域の方々向けに安地区の魅力や花が町に与えた効果などを伝えられるようなパンフレットを製作し、配布したいと考えています。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

このプロジェクトでの活動を通して、判断力とメンバーを信頼し共創していく力を身に付けていきたいと思っています。私は企画力や行動力があることが自身の強みだと考えていますが、一人で行動してしまうという弱みもあります。企画したことを実行するには、リーダーとしてチームを動かす判断が求められます。また、このプロジェクトは一人だけで遂行できるものではないので、メンバーと役割分担をして、お互いを頼りながら活動を進めていきたいです。活動のゴールを思い浮かべながら、メンバーとペースを合わせ、責任をもって最後まで走り抜きます。

宮島観光活性化プロジェクト~中江町と創る新しい宮島~

リーダー 後藤さん(人文学部4年生)

【プロジェクト概要】
宮島・中江町の発展を目的とし、イベントの企画・運営や、やさしい日本語の普及に取り組むことを通して中江町にしかない魅力の発信と向上に貢献します。

予定している活動内容を教えてください。

発足から3年目となる今年は、昨年度の活動で宮島の第3の観光地として注目した中江町での活動を継続する予定です。昨年の夏に開催した「ちゅうえマルシェ」を今年度は夏と冬の2回開催することが決定しており、その企画・運営を本プロジェクトが主体で行います。中江町のゲストハウス三國屋様との連携に加えて、夏は叡啓大学の学生、冬は帝京大学三竝(みつなみ)ゼミの学生と協力し、中江町の地元店舗の出店や伝統行事のワークショップ等による一体型イベントを企画しています。そして、昨年度作製したやさしい日本語のフリーペーパーをマルシェで活用し、中江町の店舗・住民と外国人観光客とのコミュニケーションツールとして広く普及させることが目標です。また、本プロジェクトは今年度で終わらず、この先も継続して活動する予定です。マルシェを軸にして県内外の他大学学生とのコミュニティを拡大させ、持続的な取り組みとなるよう貢献していきたいと思います。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

私は発足から2年間副リーダーとして、前リーダーを支える立場で活動してきましたが、今年度はリーダーを務めることになりました。リーダーはプロジェクトメンバーの中のひとつの役割に過ぎませんが、活動を前に進めるために多くの決断をしなければいけないポジションです。私は大きな決断をしなければいけない場面で、選択を踏み切れないことがありますが、この活動を通して決断力のある人間に成長したいと思っています。また、私が大切にしている言葉のひとつに「人を納得させるのではなく、自分を納得させなさい」という言葉があります。この言葉の通り、まずは自分自身が納得した上で、さらにメンバーも納得できる決断ができるよう心がけていきます。

安芸太田に来てみんさい!!

リーダー 濱田さん(人間環境学部2年生)

【プロジェクト概要】
安芸太田町を好きになってもらう人を増加させることを目的とし、SNSを利用した広報活動、そして地域課題であるウォーターアクティビティの認知度アップに取り組みます。

予定している活動内容を教えてください。

本プロジェクトはスタートアッププロジェクトで1年間、地域つながるプロジェクトで2年間の活動を経て、今年度で4年目を迎えました。昨年度までは、安芸太田町の名勝やイノシシカレーを宣伝して、同町の存在を多くの方に知ってもらうことを目標に活動していましたが、連携先の方とのお話の中で、夏に安芸太田町で体験できるウォーターアクティビティの認知度が低いことが弱みだと認識できました。紅葉の名所やウィンタースポーツなど秋冬のイメージが強い安芸太田町ですが、実は夏にSUPなどのウォーターアクティビティを体験することができます。そこで、今年度はウォーターアクティビティの宣伝に力を入れ、さらに多くの方に安芸太田町を訪れてもらい、好きになってもらえる活動をしていきたいと考えています。まずは本学学生をターゲットにしてSNSやPOP広告による周知を行い、そこから他大学の学生など学外へと繋げていくことを想定しています。また、昨年度まで参加していたイベントへの参加も検討しており、安芸太田町の魅力を発信する活動も引き続き行っていきます。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

私は昨年度このプロジェクトに加入し、1年間メンバーとして活動を経験してきました。発足当初からのリーダーが引退し、新リーダーを引き受けることになったので、自分自身だけでなく、メンバー全員が活動を通して成長することを意識して務めたいと考えています。活動していく中で、私が大切にしたいことはメンバー同士のリスペクトです。学部学科の異なるメンバーがそれぞれの学びを活かせるように一人一人の発言に耳を傾けていきたいです。また、たとえ失敗の経験をしたとしてもそれも学びにつながると思うので、活動を振り返った時に知識として蓄積できるような経験を積んでいきたいと考えています。

田幸を多幸に!

リーダー 野々下さん(国際コミュニティ学部2年生)

【プロジェクト概要】
三次市田幸地区の活性化に貢献するために、三次市役所や三次観光推進機構と連携し、地域を広く知ってもらうことを目的にモデルコースやコラボ商品の開発をしています。

予定している活動内容を教えてください。

昨年度の地域つながるスタートアッププロジェクトの活動では、市役所や町内会の方のお話を聞くことや地域のイベントに参加することで、田幸地区への理解を深めました。今年度は2つの活動をする予定です。1つ目は、田幸地区の各所を組み込んだ三次市内の観光モデルコースを作成し、市内外の方たちに広報をします。子育て世代の家族向け観光コースや地元民向けの散歩コース等様々なパターンのコースを作成し、田幸地区を知ってもらうきっかけにしたいと考えています。2つ目は、三次市内の店舗と連携して、田幸地区の特産であるブドウを使用した商品開発をします。飲食店や洋菓子店に依頼をして、田幸地区のブドウを多くの方に知ってもらえるような商品を提案していきたいです。昨年度は私たちが田幸地区を「知る」活動でしたが、今年度は地区内外の方々に「知ってもらう」活動をして、来訪者の増加などの田幸地区の町おこしに貢献します。 

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

昨年度は3名での活動でしたが、今年度は新しくメンバーが加入し、12名の大規模プロジェクトとなりました。メンバーが増えて活動の幅が広がった分、メンバー間のコミュニケーションがさらに重要になると感じています。報連相を意識することはもちろん、メンバーが楽しく活動に参加できるようにひとりひとりの声に耳を傾けるようにしたいです。また、昨年度は田幸地区のイベントに多く参加し、地域の方の声にできる限り応える形で活動を進めました。今年度は引き続き地域に足を運ぶことはもちろん、私たちの想いを積極的に活動に反映させることで、発信力や実行力を高めていきたいです。 

地域つながるスタートアッププロジェクト

安芸高田再発見!プロジェクト。

リーダー 西川さん(健康科学部1年生)

【プロジェクト概要】
このプロジェクトは最近話題となっている安芸高田を自分たちの視点で再発見しようと思い発足しました。実際に現地へ赴き、安芸高田への理解を深めていきたいです。

予定している活動内容を教えてください。

私たちは、観光資源が多い安芸高田市に注目し、より多くの人に安芸高田市の魅力を知ってもらうことを目的に活動します。安芸高田市は、伝統芸能の神楽が有名であり、それをイメージした5色の食材を使用する「あきたかた焼き」が新名物として知られています。その他に毛利元就ゆかりの史跡などがありますが、それらの観光資源が市外の方々に普及していないのではないかと予想しています。そこで、まずは私たち自身が安芸高田市の特産品や名所について知るために、イベントへの参加や地域の方へのヒアリングを行いたいと考えています。地域の理解を深めることで安芸高田市の魅力を再発見し、様々な観光資源を効果的に発信する方法を模索していきたいです。また、来年度地域つながるプロジェクトにステップアップして魅力発信に取り組めるように今年度は基盤づくりとなる活動にしたいと考えています。

活動を通してどう成長していきたいか教えてください。

私個人としては、メンバー間での役割を均等に振り分けることを意識したいと考えています。これまでにも複数人の活動で、リーダーを経験したことはありますが、メンバーをまとめることの難しさを感じたため、このプロジェクトでは各メンバーの長所を活かしながら、協働する力を身に付けたいです。プロジェクトとしては各メンバーが臨機応変にお互いの役割を担える存在になることを目指します。役割分担は決めますが、全員がすべての役割を理解し支え合うことで、プロジェクトが円滑に進むと思います。そして、一人だけの力ではなく、メンバー同士で支え合いながら最後まで楽しく、この活動を完走したいです。