5月22日の4時限に、本学の8号館(協創館)にて、東友会協同組合様※1(広島市南区 以下、東友会)からの事業課題について議論する合同ゼミナール(以下、ゼミと表記)を開催しました。
これは、マツダ株式会社傘下の企業が加入する東友会様より「マツダ車の販売促進イベント『来て見て乗って見ん祭(さい)※2』の認知度をどうすれば向上できるか、若者の意見を聞いてみたい」とのお声掛けをいただき実現したものです。経営学科の3年生で、マーケティング・マネジメントを学ぶ松尾ゼミと、CSRや地域貢献について学ぶ世良ゼミが、混成のグループを作り、ディスカッションを行いました。
これは、マツダ株式会社傘下の企業が加入する東友会様より「マツダ車の販売促進イベント『来て見て乗って見ん祭(さい)※2』の認知度をどうすれば向上できるか、若者の意見を聞いてみたい」とのお声掛けをいただき実現したものです。経営学科の3年生で、マーケティング・マネジメントを学ぶ松尾ゼミと、CSRや地域貢献について学ぶ世良ゼミが、混成のグループを作り、ディスカッションを行いました。
※1:東友会協同組合…マツダ株式会社傘下の地場企業62社が集い、マツダ車の生産・販売をサポートする非営利活動法人。
※2:「来て見て乗って見ん祭」…東友会主催で、今年8月で24回を迎える、マツダスタジアムを会場にした約1万人規模のイベント。マツダ車に触れつつ、大人から子どもまで様々な楽しい体験ができるブースが、地元のプロスポーツチームや企業から多数出展される。入場無料。
※2:「来て見て乗って見ん祭」…東友会主催で、今年8月で24回を迎える、マツダスタジアムを会場にした約1万人規模のイベント。マツダ車に触れつつ、大人から子どもまで様々な楽しい体験ができるブースが、地元のプロスポーツチームや企業から多数出展される。入場無料。
参考

まず、東友会 専務理事の桑原立人様(写真中央)より、東友会や協同組合という組織についてご説明いただきました。また、東友会企画ご担当の後藤睦様(写真左)より、「来て見て乗って見ん祭」の開催目的や開催の歴史、来場者数の推移などが紹介されました。

続いて、松尾先生より、これからのグループディスカッションに先立ち、マーケティングの視点からこの祭りの活性化を検討する際に、
・市場機会(ターゲット顧客)を変更する
・マーケティング努力(製品や広告などの諸手段)を変更する
の2つの視点があることや、データ・根拠に基づいて議論することの大切さを説いていただきました。
グループディスカッションでは、「来て見て乗って見ん祭」の認知度向上のための
・若者向けのプロモーション手法を考えてください
・ファミリー向けのプロモーション手法を考えてください
の2つをテーマとし、話し合いが行われました。
ゼミ生の各チームはアイデアを付箋に書き出して、模造紙に貼り、「それいいですね!書きましょう!」と、ディスカッションをしながら話題を広げ、提案をまとめました。
「来場者をリピーター化するには?」という視点で、再訪したくなる仕掛けを、親世代、子世代それぞれで考えているグループや、過去の来場者データをもとに、年代別の媒体や顧客接点を考えているグループもありました。
・市場機会(ターゲット顧客)を変更する
・マーケティング努力(製品や広告などの諸手段)を変更する
の2つの視点があることや、データ・根拠に基づいて議論することの大切さを説いていただきました。
グループディスカッションでは、「来て見て乗って見ん祭」の認知度向上のための
・若者向けのプロモーション手法を考えてください
・ファミリー向けのプロモーション手法を考えてください
の2つをテーマとし、話し合いが行われました。
ゼミ生の各チームはアイデアを付箋に書き出して、模造紙に貼り、「それいいですね!書きましょう!」と、ディスカッションをしながら話題を広げ、提案をまとめました。
「来場者をリピーター化するには?」という視点で、再訪したくなる仕掛けを、親世代、子世代それぞれで考えているグループや、過去の来場者データをもとに、年代別の媒体や顧客接点を考えているグループもありました。

「自動車学校に置いたら?」「それはいいですね!」

「今ミナモアは話題のスポットなのでそういう場所で告知したら?」



普段の授業では接点のないゼミ同士の混成のグループでしたが、それだけに新鮮な刺激があった様子でした。
最後に、東友会のみなさまや、本件のプロモーションを担当されている、株式会社LHR 代表取締役 吉田 真様(写真右端)より、講評をいただきました。
最後に、東友会のみなさまや、本件のプロモーションを担当されている、株式会社LHR 代表取締役 吉田 真様(写真右端)より、講評をいただきました。


実現可能なものから思いがけないものまで…いろんなアイデアが出ました!
学生たちが普段のゼミで学んでいる経営学や、若者ならではの感性を存分に生かし、短時間ながらも中身の濃いディスカッションとなりました。また、実際に企業の現場で活躍されている方々に、学生が直接色々な質問をする中で、現実的な問題や制約等も学ぶことができました。
大学での学びを実践の場で考えてみる、貴重な機会となりました。
参加者の感想の一部をご紹介します。
学生たちが普段のゼミで学んでいる経営学や、若者ならではの感性を存分に生かし、短時間ながらも中身の濃いディスカッションとなりました。また、実際に企業の現場で活躍されている方々に、学生が直接色々な質問をする中で、現実的な問題や制約等も学ぶことができました。
大学での学びを実践の場で考えてみる、貴重な機会となりました。
参加者の感想の一部をご紹介します。
私たちは、今回の東友会様とのご縁を、貴重な学びの機会として大切に育てつつ、今後も理論と実践の双方からの学びを続けて参ります。
・他のゼミと共同して意見交換する機会はなかなかないのですごく新鮮でした。
・松尾ゼミの学生がマーケティングについてとても詳しかったので、僕も学んでみたいと思いました。
・他ゼミのメンバーと話し合いを通じて、意見のまとめ方や進め方に苦戦したが、たくさんの提案をチームで出せたことはとても良かった。普段、大学外の方々との交流やディスカッションがないのでとてもいい体験になりました。
・本日の話し合いでは十分に意見を出し合える時間がなかったが、それぞれのゼミで学習してきたマーケティングなどの知識を踏まえて案を出せたと思う。東友会様が用意してくださった過去の祭りの来場者アンケートの結果や、例年のイベントの一覧を通してどのように改善すべきか、そしてどのようなプロモーションの仕方をすべきかを考えることが、今までの授業で学んできたことを、事実データをもとに実践的に活用することができたので、とてもいい機会でした。
・普段マーケティングのことを勉強していますが、その応用編というような内容の授業でとても面白いと感じました。マーケティングとは、それについての知識だけあってもできなくて、学んだ知識を活用しながら応用していくのがとても大切だと実感できたとても良い時間でした。