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広島湾七大海の幸を使用したレシピの開発・公開

健康科学部健康栄養学科 藤井文子教授のゼミナールは、広島県内の食品関連企業で構成された「SFC瀬戸内フードコミュニティー」、広島市中央卸売市場「魚食普及委員会」と連携し、「広島湾七大海の幸」を活用したレシピを開発し、1月23日~1月27日の期間学食での販売も行いました。

藤井ゼミ

学生食堂で販売

クロダイと小松菜のミルクスープ

学生食堂で販売

クロダイの磯辺揚げ

レシピ開発関連ニュース

開発レシピ

藤井ゼミより

堂面風人さん(健康栄養学科4年生)

開発メニュー:クロダイと小松菜のミルクスープ
3年生の時に小松菜を使ったレシピ開発を行いました。その際に考えたレシピに改良を加えて今回のレシピを開発しました。レシピのポイントとしては、なるべく簡単に作ることができるように味付けを『鱧鍋だし』だけで決まるようにしています。今回の事業のように、地域の水産組合と大学生といった異なる知識・感覚を持った人々が協力をすることで、互いに影響し合い、よりよいものを作れるという事を学びました。 

田中美結さん(健康栄養学科4年生)

開発メニュー:クロダイの磯辺揚げ
今回、クロダイと青のりを使用して海を感じられるメニューにしたいと思い、このレシピを開発しました。若者の魚離れが進んできているため、一口サイズの揚げ物にすることでおつまみ感覚で食べやすくしています。本事業に参加して、地元食材の使用により新鮮であることや安心感のある食事ができることを学びました。 

藤井文子教授

若者の魚離れが叫ばれる今日において、黒鯛の冷凍ブロックは学生たちからもとても使いやすい、食べやすいと好評でありました。肉の感覚で調理できます。黒鯛やオコゼは高級魚であり、日常で調理したり食べたりする機会も少ないのですが、改めて、広島湾で採れる魚なのだと認識することができました。
また、今回は地元広島の企業の商品を知り、上手くコラボすることができたことは学生にとっても大きな学びとなりました。企業の代表者の方々と直接お目にかかる機会は少ないのですが、皆様の前で試作品を調理したり、評価をいただいたことも学生にとってはめったにないチャンスであったと喜んでいます。
一方、企業様にとっても学科を知っていただく良い機会となったと思っております。レシピ開発は食材について試行錯誤するのですが、今回は調味料に関しても企業様から提案されたものを用いることで深い嗜好ができたと思います。このような機会を頂き、管理栄養士を目指す学生たちにとっても非常に良い経験となりました。 

活動の様子