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LSC第13回教育力アップセミナーを開催しました

第13回教育力アップセミナー_組織的な教育力を高めるために

 9月1日に本学新任教職員を対象に、第13回教育力アップセミナーを開催しました。

本セミナーは2010年度より実施しており、着任早々の教職員を対象として、大学が置かれた状況や本学の特長の理解を促し、あわせて組織的な教育力を高めることをねらいとしています。今年度は、参加者20名(教員13名・職員7名)で実施しました。

 
今回のセミナーは、松川太一学習支援センター長の進行で、①広島修道大学の現状と課題、そして改善策についてデータにもとづいて考える ②アクティブ・ラーニングの手法について体験・理解する ③所属の異なる教職員の相互理解を深め、今後の課題改善に向けた協力関係をつくる の3つを目的として行われました。
参加者は5つのグループに分かれ、自己紹介のアイスブレイク後、メインテーマに入りました。

はじめのセッションでは、中教審答申「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」(2018年)に触れ、アクティブ・ラーニングの必要性や手法の例について、また高等教育政策とFD・SDについて学びました。さらに、本学を含む多くの大学で導入されているIR(インスティテューショナル・リサーチ)の重要性、データの収集・分析・報告にもとづいた外部評価への対応、経営の改善・教育の改善が求められていること等を学び、実践ワークに繋げました。
実践のセッションでは、『広島修道大学の現況』等の資料を基に、「どうすれば志願者を増やすことができるか」というリサーチクエスチョンをIRの視点から分析するワークに取り組みました。ここで用いたのは「ジグソー」という手法です。ジグソーでは、グループのメンバー各自が異なるトピックの「専門家」となり、他グループの同じ専門家同士でそのトピックを習得した後、自グループに戻り習得したことを教え合います。最終的にグループとして意見をまとめ発表しましたが、同じデータを利用しても、提案内容や注目する視点に違いが見られ、各グループの個性が表れていました。この手法では2つのグループで活動するので、より多くの参加者との交流を持つことができました。
参加者からは、「大学の抱えている問題がデータとして分かった」「データの分析や原因の類推は難しかった」「アクティブ・ラーニングの手法が体験できてよかった。授業にも生かせると思う」「他教職員と接する機会が日常の中で非常に限られているため、いろいろな人と意見交換する機会がもててよかった」などの声が寄せられました。

問合わせ先

学習支援センター

協創館(8号館)1階
Eメール: skill@js.shudo-u.ac.jp
電話: 082-830-1426