広島修道大学では、広島経済界の喫緊の課題である事業承継に焦点をあてた講義科目「広島の事業承継を学ぶ」を2021年度後期に開講します。キャリア（人生）及び働き方がますます多様化するなか、これまでと違った多種多様なキャリア構築の在り方が考えられます。本学では、「後継者になることを望まれている学生」だけでなく、将来のワークキャリアの選択肢に現段階では「事業承継」を考えていない学生も、広島における事業承継の課題を共有し、さらに問題意識をもち、自己のキャリア（人生）と向き合う機会になることを目的に事業承継に関する講義科目を開設しました。講義では、広島県中小企業家同友会や広島経済同友会の協力により幅広い分野の企業の経営者ら14人から事業を継いだ経験や承継にあたっての課題などをお話していただきます。
詳細は以下のとおりです。


科目名　：広島の事業承継を学ぶ
開講時期：2021年度後期
科目区分：修道スタンダード科目（全学部学科の学生が履修可能）
配当年次：2・3・4年次
シラバス：別紙参照

■Point1　本科目開設の背景　広島経済界の後継者不足
広島県の後継者不在率は71.3％で都道府県別で8番目に高く（株式会社帝国データバンク調べ　2020年12月発表）、広島県では後継者の確保、または事業承継が極めて重大な問題になっています。

■Point2　広島県中小企業家同友会、広島経済同友会などとの連携協定
本学は、2008年度に広島県中小企業家同友会、2015年度に広島経済同友会と包括連携協定を締結しています。各会所属の経営者と識者をゲストスピーカーとして招き、事業承継の複数課題と対応策を学びます。