福島第一原子力発電所事故後に逸出した家畜ブタ遺伝子のゆくえ
—ブタとの交雑はイノシシの増加に拍車をかけるのか?—
7月7日、広島修道大学人間環境学部の奥田圭准教授が所属する福島大学を中心とする研究グループが、震災後に逸出した家畜ブタに由来する遺伝子の広がりについて検証した研究結果について発表しました。
■研究概要
福島県大熊町や浪江町とその周辺に生息するイノシシを対象にDNA分析を行い、震災後に逸出した家畜ブタに由来する遺伝子の広がりについて検証しました。その結果、ブタの遺伝子が一定割合で存在するものの、交雑系統と純粋なイノシシとの戻し交配によって、その割合は低下していく可能性が高いことを明らかにしました。
詳細は、添付の資料をご確認ください。
【奥田准教授に関するお問い合せ】
広島修道大学学長室総合企画課 吉岡・本多・俵
Tel:082-830-1102 Fax:082-830-1324
【研究に関するお問い合わせ】
福島大学共生システム理工学類 准教授 兼子 伸吾
Tel:024-548-5254 Eメール:skane@sss.fukushima-u.ac.jp(@を半角にしてください)