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健康講演会「大学生の性と生」を開催しました

9月20日、学友会厚生局と保健室の共催による健康講演会「大学生の性と生」を開催し、各サークルの厚生局員、約80名が参加しました。

この講演会は性感染症に詳しい泌尿器科医師の岩室紳也氏を講師に招聘して行われました。
岩室氏は「コンドームの達人」で、「エイズの専門医」としての多くの経験をもとに全国で講演会を実施されています。
20歳前後の若者にとって、性を理解し様々なリスクに対処するための行動や考え方として、「多様性」「つながり」「生きること」から深く学ぶ講演内容でした。講演後の質問タイムに多くの挙手があり「親しい人の弱った心に寄り添うこと」「自分のめざす社会活動へのヒント」「生に対して死への向き合い方」など活発な質疑応答が行われました。

参加者の感想を一部掲載します。

参加者の感想

  • 大学に入って一人暮らしが始まり不安な日々が続いていました。そんな時、親友ができてサークルにも入ってバイトもして日々が潤っていたのを覚えています。先生が言っていた「根底」ができていたからだと気づくことができました。
  • 「正解依存症」という言葉が印象に残っています。コロナ禍にマスクをつける風潮があったこと、自分もマスクをしない人を冷ややかに見ていたことを思い出しました。自分の中の正解を押し付けるのではなく、相手と向き合って対話をすることを心がけ、誰かの居場所になれるようにしようと思いました。
  • 性感染症に限らず、心や薬物、ネット等の問題の根底にはつながりや絆、居場所の欠如が共通していることが一番印象的だった。
  • 私は今、教育学科で教職について学んでいます。今日の講習会で本当のコミュニケーションというものがどういうものなのか理解できたように思う。なぜ学校にいく必要があるのか、学校で学べるものは何か、今日の先生の話を基に深く考えていきたいです。

各サークルの代表者は、講演会後、講演の内容を各サークル内で共有します。