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地域つながるプロジェクトで作成した多言語版ハザードマップを広島県立図書館に寄贈しました

5月24日、地域つながるプロジェクト「ひろしまGlobal Bridge」の一環として、学生が作成した多言語版ハザードマップを広島県立図書館に寄贈しました。
「ひろしまGlobal Bridge」チームは、広島県廿日市市役所が発行している、市中心部の洪水や土砂災害のリスクと避難先を示すハザードマップを、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、やさしい日本語の5言語に訳した多言語版を作成しました。
この度広島県立図書館からの寄贈依頼を受け、プロジェクトメンバーの学生2名が図書館を訪れ、マップを手渡しました。
ハザードマップは郷土資料として保存されます。また6月2日まで図書館内入口にて展示され、その後は郷土資料コーナーに展示されます。お立ち寄りの際はぜひご覧ください。

(2024年6月13日追記)
5月31日には、作成した多言語版ハザードマップを、連携協定先である廿日市市国際交流協会に学生から手渡ししました。
また、当日の様子をテレビで紹介されました。
ニュースの動画は、リンク先のWEBサイトでご覧いただけます。
※テレビ局のWEBサイトでのニュース掲載は期限がある場合がございます。ご了承ください。 

プロジェクト所属学生のコメント

坂田郁穂さん(国際コミュニティ学部国際政治学科4年)

このような寄贈の機会をいただき、大変光栄に存じます。多言語版ハザードマップは、外国人住民が緊急時に命を守る行動を取りやすくすることを目的に作成しましたが、やさしい日本語版は子どもや障がいを持つ方にとっても役立ちます。今回の寄贈を機に、より多くの方にハザードマップを見ていただけますと幸いです。

安部直人さん(国際コミュニティ学部国際政治学科4年)

 この度は寄贈の機会をいただき、大変嬉しく存じます。予期せぬ災害に対して、私たちが作成した多言語版ハザードマップが、一人でも多くの命を守ること、また不安を軽減することに繋がれば嬉しく思います。今回の寄贈を機に、多くの方々にハザードマップを見ていただいて、災害に備えていただけると幸いです。

(参考)地域つながるプロジェクトでの活動について

プロジェクト名:「ひろしまGlobal Bridge」

 2023年度に、廿日市市に住む外国人が暮らしやすい地域づくりに貢献するため、ハザードマップの多言語版を作成・配布した。活動初期には、廿日市市国際交流協会と市内の日本語教室で外国人のニーズを聞き取り、外国人の日々の生活に喫緊で必要なものとして、ハザードマップ等の作成に着手した。
廿日市市の危機管理課が作成した日本語版のハザードマップをもとに、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、やさしい日本語に翻訳。大学教員によるネイティブチェックも受け、廿日市市国際交流協会ほか市内6か所に配布。配布の際には、同市が発行する既存の多言語ゴミ分別表も印刷し一緒に配布した。