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広島広域都市圏地域貢献人材育成支援事業「観光研究合同発表会」を開催

12月17日、エソール広島(おりづるタワー)にて、本学と一般社団法人 広島県観光連盟(HIT)との共催にて、「観光研究合同発表会」を開催し、本学商学部学生23名(富川ゼミ17名、金ゼミ6名)、広島工業大学3名、比治山大学3名、安田女子大学9名、広島大学2名と各大学の教員等の合計60名が参加しました。
観光研究合同発表会では、「ゼミ等で取り組んだ観光に関する研究の成果」の調査・研究成果発表がなされ、各発表の後それぞれの調査・研究に関しての質疑応答が積極的に行われました。本学からは4チームによる調査・発表が行われました。

本学の4チームが報告した研究の内容(抜粋)

<柳井、竹原、御手洗、鞆の浦、宮島の町並みにおける観光研究について>
・広島市周辺の5地点の重要伝統的建造物群保存地区における旅行口コミサイトを元にテキストマイニングをし、聞き取り調査を実施した。その結果、観光者も住民も歴史的な町並み保存の重要性を認識しているものの、ごみの放置問題や住民のプライバシーの問題があると報告された。
<Tripadvisorのレビュー分析から見る外国人観光客の行動とオーバーツーリズムの関係>
・Web Scrapingを用いて2,152件の英文口コミを集めてテキストマイニングを行い、行動を4分類した。また、一部の地域でオーバーツーリズムへの対策が望まれると報告された。
<高齢者の余暇の時間と居住空間の調査に関して>
・高齢者施設は居住空間として認識される中、余暇施設としての利用をGIS分析したが十分な説明には至らず、変数設定を今後の課題として残した。
<福山市における花を生かしたまちづくりについて>
・福山市内すべてのガーデンデータを集めGIS分析を行った。その結果、他の地域とは異なり、地域住民の生活環境の改善に努めた結果の現れであることが報告された。

参加した学生の声

・各大学の取り組みを聞きまだまだ、頑張らないといけないと思った。
・自分たちも発表の仕方を工夫しないといけない。今回参加して、刺激を受けました。