1. ホーム
  2. 社会連携
  3. 社会連携 NEWS
  4. 「WBSC女子野球ワールドカップ」通訳ボランティアに本学学生が協力しています。(9/27追記)

「WBSC女子野球ワールドカップ」通訳ボランティアに本学学生が協力しています。(9/27追記)

9月13日、「女子野球ワールドカップ(W杯)グループB」が三次市で開幕しました。本学と連携協定を締結している三次市から大会通訳ボランティア募集のご相談を受け、英語英文学科を中心に総勢17名の学生が参加して、通訳・運営支援活動を行っています。
本学学生は、審判長、テクニカルコミッショナー長、スコアラー長のほか、大会本部役員付き通訳やスタジアム担当通訳、チーム担当通訳、選手団や大会役員が宿泊するホテルへ常駐する通訳・運営支援を担っています。

「女子野球ワールドカップ(W杯)グループB」は9月17日まで、同市で開催されます。
是非、各国代表チームの活躍とともに、大会運営支援での本学学生の活躍も併せてご覧ください。

*ワールドカップのグループは、大陸予選を勝ち抜いた12の国と地域が、6チームずつグループA(カナダ サンダーベイ)とグループB(日本 広島県三次市)に分かれて総当たり戦で戦い、各グループ上位2チームが、2024年夏にカナダのサンダーベイで開催されるファイナルステージの出場権を得ます。
*本学協力学生
 英語英文学科12名、国際政治学科2名、法律学科1名、心理学科1名、大学院人文科学研究科(英文学)1名
 このうち、5名がG7サミットでも通訳ボランティアとして活躍しました。

「WBSC女子野球ワールドカップ」通訳ボランティアの受付風景

「WBSC女子野球ワールドカップ」通訳ボランティアの活動

9月11日~18日までの全活動を終えたボランティア学生の感想

・スポーツの通訳の大切なことは、話すことだけに焦点を当てるのではなく、話せない分は体で表現したり、スマホを活用したりと工夫すること、臨機応変な対応が必要という事を知り、とてもいい経験になりました。
・試合終了後にベネズエラの選手とともに買い物に行き、スペイン語しか話せない選手の方と、翻訳機を使いながら一生懸命説明したことで、言語を学ぶ楽しさを知りました。
・この1週間は、朝は早く、夜は遅くとハードなスケジュールでした。普通に過ごしていたら出会うことができなかったたくさんの人と繋がることができ、「地球の裏側の人たちとも友達になれた」と思うと、このような機会を三次市からいただき、感謝したい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

通訳ボランティアが選手団と交流・お見送りしました

フランス選手団の若宮公園の交流事業に通訳ボランティアとして参加しました。

ベネズエラ選手団を広島空港まで、通訳ボランティアがお見送りしました。

 (2023年9月27日追記)

「第9回WBSC女子野球ワールドカップグループステージB」において、大会通訳ボランティアへの本学学生の派遣などの協力に対し、感謝の意としてWBSC(世界野球ソフトボール連盟)より記念の盾を授与いただきました。

“おもてなし”をとおして・・・チームフランスで通訳をした坂上君


フランスチームの通訳を担当した坂上 敬君(人文学部英語英文学科3年)

坂上君の主な担当業務は、フランスチームの通訳。
「主に監督さんとの通訳をしました。」と自信を持って話をしてくれました。
坂上君は試合会場の地下にある練習会場においても、目を配り、手が上がるたびに走って、監督さんのもとに行きました。常に、状況を見て対応し、監督や選手からの問い合わせにも積極的に対応していました。

チェコ交換留学を生かした“語学力”・・・オペレーター室で活躍した岸さん


スコアラー長の通訳を担当した岸美里さん(人文学部英語英文学科4年)

岸さんは、オペレーター室に配属され、スコアラー長の指示を通訳して日本人スタッフに伝えていました。
オペレーター室には、スコアラー担当の一団、放送担当の高校生たち、音響・電光掲示板操作担当の三次市役所の方数名が配置され、様々な指示がイタリア語・スペイン語・英語・日本語で飛び交っていました。
その中で岸さんは、昨年後期、チェコに交換留学に行っていた経験を生かし、主に英語で、時として片言のイタリア語・スペイン語を交え通訳として活躍しました。
岸さんは、『通訳するためには、「聞くこと・理解すること・話すこと」全てが完ぺきであることが求められると石塚先生から事前研修で学んでいましたが、実際に活動に参加してその大切さ難しさを身をもって実感しました。』と語ってくれました。