1. ホーム
  2. 社会連携
  3. 社会連携 NEWS
  4. 「若者世代に贈る広島広域都市圏での「仕事暮らし」方」プロジェクトの中間報告会を開催しました

「若者世代に贈る広島広域都市圏での「仕事暮らし」方」プロジェクトの中間報告会を開催しました

10月21日、「若者世代に贈る広島広域都市圏での「仕事暮らし」方」プロジェクトの中間報告会を開催しました。 

本プロジェクトは、「仕事暮らし」※1をキーワードに多世代が学びと交流の場へ参画することを通じて、広島広域都市圏における若者世代の定着や関係人口※2の拡張を促すことを目的としています。

人文学部山川肖美教授とひろしまジン大学※3平尾順平氏を発起人として2020年6月より定期的に開催している学生と社会人との学びと交流を目的としたオンラインゼミ(通称「コラボゼミ」)を活用し、同ゼミに参画する本学学生10名・本学教員とひろしまジン大学と広島市が連携をして、広島広域都市圏でどんな生き方・暮らし方ができるのかを学生と社会人がともに考えていく試みです。本プロジェクトは、広島市の「広島広域都市圏地域貢献人材育成事業」※4にも採択されています。

中間報告会では、プロジェクト参加学生のほか、プロジェクトに参加していない学生やひろしまジン大学の平尾順平氏、キムラミチタ氏、広島市職員の方、本学教職員等が29名参加し、これまでの取り組みの報告及び「将来どんな生き方がしたいですか?」という問いに対する大学生によるラベルワークと対話がじっくりと展開され、最後に、その様子をみていた社会人代表よりコメントがありました。大学生・社会人双方にとって、「仕事暮らし」についての互いの価値観の違いを発見する豊かな時間になりました。

今後は、中間報告会を通じて大学生自らが提起した「将来こんな生き方がしたい」ことのポイントをもとに、プロジェクト参加学生が社会人にリサーチ(インタビュー)に出向きます。「大学生が本当に知りたい生き方」についてリサーチをした成果は、1月23日に報告します。

1仕事暮らし…広島広域都市圏に暮らす人々のユニークな働き方と暮らし方の総和を意味する

2関係人口…移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。

3ひろしまジン大学…広島のさまざまな地域、分野で活躍する個性豊かな人(ひろしまジン)たちを先生にまちや地域のことを学び、つながる場として特定非営利活動法人ひろしまジン大学が運営しています。

4広島広域都市圏地域貢献人材育成事業…大学等が広島広域都市圏を構成する市町において、当該市町や地域住民、企業、団体等と連携して地域課題の解決に取り組む教育研究活動に対し、補助する事業。