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経済産業省中国経済産業局職員による講演会を開催しました

7月17日、法的思考力を磨くための法学部のリーガルマインド養成講座の一環として、経済産業省中国経済産業局の3名の職員を講師としてお招きし、講演会及び学生との座談会を開催しました。講師のお一人である竹本修平さんは、本学部の卒業生です。
講師の方は、最初に、中国地方の産業振興への取組みについてお話しくださり、岡山県及び広島県を中心とするデニム産業をアピールするために岡山城で行われたファッションショーの企画・運営等についてご紹介くださいました。次に、まちづくり(エリアブランディング)について、竹原市の駅周辺や東広島市安芸津町を例に、地域の活性化のために、住民と協働でワークショップや実証イベントを開催するなどの取組みをご紹介くださいました。また、国際条約や日本の法律に基づいて輸出入の許可・承認の審査をする業務もあること等をお話しくださいました。
参加した学生から、国家公務員だからこそできることはあるかという質問があり、「国家公務員という立場で、信用や信頼を得て、関係者と協力しながらプロジェクトを進めることができる」とお答えいただきました。また、国際的な業務もあることから、語学学修の必要性についても質問があり、「英語の契約書を読んだり英語を話す機会もあるので、語学学修は有用である」とのお話をいただきました。
本学は、地球的視野を持って、地域社会の発展に貢献できる人材の養成を、理念、教育目標としています。日本の国、さらには世界に目を向けつつ、広島県を含む中国地方という地域のため活躍する中国経済産業局の職員の方のお話をうかがい、地球的視野を持つこと及び地域社会への発展に貢献することの重要性を学びました。