
9月12日、セブ島での実習に参加した学生6名が、広島に戻りました。今回の派遣は、人文学部総合科目「インターンシップ」での活動の一環で、人文学部英語英文学科の学生5名、健康科学部健康栄養学科の学生1名が参加しました。
派遣先は「教育を通じた貧困問題の根本的解決」をテーマに、フィリピンと日本で活動するNPO法人DAREDEMO HEROです。実習日程は9月2日から11日までの10日間、往復の移動日を含めると全12日でしたが、連日の猛暑の中、病気も怪我もなく無事に帰国しました。
現地では、セブの歴史や社会、日本との関係などについて学び、カレタ地区の墓地、イナヤワン地区やラプラプ地区のゴミ山DAREDEMO HEROの支援する様々な支援地域を訪問しました。また、タプタプ山岳地区の農村で暮らす支援対象者のご自宅も訪問し、現地の家庭料理をいただきました。啓蒙活動や物資配給など、支援活動の実情に触れ参加することで、団体スタッフ、現地ソーシャルワーカー、教育関係者、一般の人々など、社会階層・年齢・社会的立場などが異なる様々な人々と交流しました。
今回、現地の子供たちの書作品の制作支援も実施しました。科目としての活動は、報告書・報告会で区切りをつけますが、今後は学生の自主的活動として、現地から持ち帰った書作品の展示、栄養改善プロジェクトとの連携、学内シンポジウムの開催など、学生主体でのプロジェクト展開を予定しています。
派遣先は「教育を通じた貧困問題の根本的解決」をテーマに、フィリピンと日本で活動するNPO法人DAREDEMO HEROです。実習日程は9月2日から11日までの10日間、往復の移動日を含めると全12日でしたが、連日の猛暑の中、病気も怪我もなく無事に帰国しました。
現地では、セブの歴史や社会、日本との関係などについて学び、カレタ地区の墓地、イナヤワン地区やラプラプ地区のゴミ山DAREDEMO HEROの支援する様々な支援地域を訪問しました。また、タプタプ山岳地区の農村で暮らす支援対象者のご自宅も訪問し、現地の家庭料理をいただきました。啓蒙活動や物資配給など、支援活動の実情に触れ参加することで、団体スタッフ、現地ソーシャルワーカー、教育関係者、一般の人々など、社会階層・年齢・社会的立場などが異なる様々な人々と交流しました。
今回、現地の子供たちの書作品の制作支援も実施しました。科目としての活動は、報告書・報告会で区切りをつけますが、今後は学生の自主的活動として、現地から持ち帰った書作品の展示、栄養改善プロジェクトとの連携、学内シンポジウムの開催など、学生主体でのプロジェクト展開を予定しています。















「この実習で、貧困問題を自分事として考えることの重要性を学びました。様々な活動から、貧困問題は確かに現実に起こっている問題であると肌で感じました。これを、「大変だった」や「有意義だった」という言葉で自己完結させるのではなく、現地へ行った立場から様々な形で今回の経験を発信していきたいと考えています。」
(英語英文学科3年 岩崎健太)
「インターンシップを通して、貧困問題を根本から解決するための支援法、支援後の現地の変化に対する追求心が高まりました。もともと貧困問題に興味があり、何らかの支援をしたいと考えていたため、この活動に参加でき、心からよかったです。これからもこの活動を色々な形で発信していきます。」
(英語英文学科3年 河内庸二)
「以前の自分は、自分に自信が持てずチャレンジを恐れている人間でした。しかし、この体験で将来も不安ななか日々を楽しく過ごしている現地の人と触れ合って、チャレンジ出来る環境にいることの素晴らしさを感じました。これからは、ここでの学びを生かして悩んだら即行動の姿勢を忘れないようにしていきたいです。」
(英語英文学科3年 重原陸人)
「実際に貧困地区を訪れたことで、自分が無知であったことを反省すると同時に貧困問題に対して当事者意識を持つことの必要性を感じました。貧困問題は多くの日本人にとっては無関係であるため関心を持つ人は少ないかもしれませんが、だからこそ私は現地で体験したことや考えたことを発信していきたいと思います。」
(英語英文学科3年 中野温子)
「この実習で現地の方々の環境に関わらず笑顔で過ごす姿が最も印象に残っています。家族を想い前向きに生きる姿勢は自身の生き方を振り返るきっかけを与えてくれました。その一方で、その貧困状態は深刻で、支援は必要だと感じました。1人でも多くの共感者を増やすため、私たちにできる支援を考え続けていきたいです。」
(英語英文学科3年 藤田愛菜)
「セブインターンシップに参加したことで、幸せや貧困について深く考える機会を得ました。現地の方々との交流を通じて、助け合いの心と前向きな姿勢に触れた一方で、貧困の厳しい現実も目の当たりにしました。これからは、健康栄養学科として参加した私だからこそできる支援をしていきたいと思います。」
(健康栄養学科3年 藤廣和香)