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教職課程マナー講座を実施しました

3月25日、28日、広島県教育委員会(以下、「教育委員会」)と連携し、教育実習・介護等体験参加前の新3・4年生を対象に「教職課程マナー講座」を実施しました。

本講座は、教育委員会が行う「広島県教師養成塾」の出前講座の一つとして実施しています。学校現場で実習する際の心構えや教育職員としてのマナー、学校現場における問題への対応や接遇等について、実際の事例を含めて学ぶことで、実習を充実させることを期待します。

教育委員会との連携事業は引き続き展開し、大学で学ぶ理論と実践の往還による実践的指導力の基礎の育成と、教育実習等に対する学生の参加意識の向上を図ります。

当日は、「教員として人とツナガる講座」と題して、「①大人への対応—社会人としてのマナー(接遇)の基本、②児童生徒の発達段階に応じた対応—児童生徒の理解、気持ちの聴き方、プラスの言葉がけ、③児童生徒の保護者との適切な連携、④教育実習での心構え」という内容で実施していただきました。教育実習を目前に控えた学生たちは、教育実習や教師としての対応場面を想像しながら、提示された演習やロールプレイに積極的に取り組んでいました。

参加した学生からは「今日のマナー講座を通して、児童生徒への『プラスの言葉かけ』について学び、自分自身が中学校や高等学校の時に、先生から褒められて気分がよくなった体験を思い出しました。私も子どもたちの心の支えとなり自己有用感などを与えられるような言葉かけができる教員になりたいと思いました。」や「今回の講座を通して、自分の中でキーワードとなったことは、人と人とのつながりです。学校現場にかかわらず、人とつながることは生きていく中でも大切なことだと思います。マナーやルールという言葉を聞くと、守らなければならないもののように、義務感をもってしまうことがありましたが、よりよい人間関係の構築のためには、意識せずともできるように、日々の心がけが大切なのではないかと考えるようになりました。」といった感想がありました。

今後も広島県教育委員会と連携し、教員の養成をより活発化していきます。

今後の連携事業計画(2022年度予定)
  1. 「教職の魅力について」 対象:主に1年生
  2. 「教育実習参加の心構えやマナーと学校現場での事例をもとにしたケーススタディ」 対象:2・3年生
  3. 「実践演習を中心にした教員としてのマナーについて」 対象:4年生