1. ホーム
  2. 健康科学部
  3. 健康科学部 NEWS
  4. 臨空広域経済交流協議会「レシピコンテスト」で特別賞を受賞

臨空広域経済交流協議会「レシピコンテスト」で特別賞を受賞

「紅白茶通」

 

健康栄養学科・黒飛ゼミの学生、健康科学部健康栄養学科3年の岡田紗奈さん(代表)と山根花菜さんが、臨空広域経済交流協議会「レシピコンテスト」に応募し、全186件の応募の中から、みごと特別賞を受賞しました。
今回のレシピコンテストのテーマは『トマトを使った「フード‧テイクアウト‧スイーツ」 メニュー』というもので、2月12日に最終審査会と授賞式が道の駅みはら神明の里で開催されました。岡田さんと山根さんのレシピ「紅白茶通」は、トマトピューレを白あんと生地それぞれに混ぜて、茶通と呼ばれる和菓子をトマト風味にアレンジしたスイーツです。このたび、全186件の応募の中から同位4位となる特別賞を受賞しました。

 

レシピ名の由来

 トマトピューレを加えているため、トマトの色素成分であるリコピン(カロテノイド色素)の赤色と白あん(白色)のコントラストから「紅白茶通」としました。また、三原地区で有名なだるまも「赤白」であり、縁起のよさも込めて名付けました。

レシピの工夫

トマトピューレを和菓子に用いた点です。トマトのリコピンは、「生」よりも「ピューレ」の方が多く含んでいます。また、トマトピューレは、口当たりもなめらかなため、料理だけでなく、お菓子作りにも活用できるのでは思い、考えました。

受賞学生のコメントは以下になります。

特別賞 受賞学生のコメント

■代表:岡田 紗奈さん(健康科学部健康栄養学科3年)のコメント
初めてこのようなコンテストの場に参加しました。三原市長をはじめとした審査員の方々にご試食いただき、トマト風味のお菓子という意外性やこのまま商品として売っても良いくらいの出来である等の評価をいただきました。また、試食と合わせて審査員の方々からレシピの工夫やこだわり等を質問されました。
その他の最終審査に残った作品は「おかず系」に対し、私たちの作品が唯一のスイーツでした。トマトを和菓子に用いたというアイデアの斬新性を伝えることができたと思っています。その場で質問されたことについて、自分の言葉でアピールすることは難しかったですが、とても良い経験になりました。

■山根 花菜さん(健康科学部健康栄養学科3年)のコメント
紅白茶通は、トマトの「酸味」とあんの「甘味」が調和して優しいトマト風味の和菓子となっています。あん、生地ともにトマトピューレを使っているため、手軽かつ好みの量に調節可能です。実際に試作した際に、あんを生地で包む工程が難しかったです。生地の厚さもお好みで調節できますが、皮を薄くすると「あん」をしっかりと感じられ、おすすめです。
私たちは、ドライフルーツをトマトのヘタに見立て、プチトマトをイメージして作りました。今回のコンテストの舞台である三原らしさを出すためには、「だるま」形にしてもかわいいと思います。 

最終審査会場にて
(左:岡田さん 右隣:黒飛先生 右:山根さん)

最終審査会場にて
左:岡田さん 右:山根さん

審査委員の方々と上位5位に入賞した代表者と集合写真(前列左から2番目:岡田さん)

特設サイト