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体験実践論最終報告会を開催しました

1月17日、国際コミュニティ学部の学生が集い、体験実践論の成果発表会を開催しました。
国際コミュニティ学部では国際政治学科の学生も地域行政学科の学生も、夏休みから第3学期にかけての一定期間、地域社会や海外に出かけ、学外学習に取り組みます。そして第4学期に、互いに学外学習での経験を伝えあい、それらの経験を踏まえて私たちの暮らす社会における課題とは何かを考えます。またそれらの課題についてより深く理解し、解決に向けて取り組むためにはどのようなことを学ぶとよいかについても検討します。このような検討を行う場が、体験実践論の授業です。体験実践論の最終報告会では、上記の3点についてグループで検討した成果を1枚のポスターにまとめ、それを示しながら、プレゼンテーションやポスター発表を行いました。

国際政治学科の学生は、主に海外の民間企業、県内の国際交流協会やインターナショナルスクール、語学専門学校そしてオンラインでつながった海外提携校で活動しました。国際政治学科学生によるグループは、例えば、外国のひとびととのかかわりの中で見いだした、言語の壁に加え、ジェンダー問題や教育格差の存在についての気づきを発表しました。そこで、国際人権論やジェンダー論、またCross-Cultural Communicationなどでの学びにつなげたいと発表しました。

地域行政学科の学生は主に、広島県、広島市、広域都市圏市町、そして公民館等の社会教育施設で活動しています。地域行政学科学生によるグループは、例えば、地域でのイベントの開催準備や運営補助の経験を通じて、広島の活性化に向けては「地域間のつながり」「世代間のつながり」「外国人とのつながり」が必要であるとの気づきを発表しました。そして、今後は、地域デザイン論や地域プロジェクト、地方自治論、グローカルプロジェクトなどでの学びにつなげたいとも発表しました。
参加した学生は互いの発表から分析内容のみならず、プレゼンテーションの方法や資料の作り方など、多くの気づきを得た様子です。

なお、この度の最終報告会には、体験実践の受け入れ先の方々も会場やオンラインで参加くださり、学生たちの経験と分析をご覧くださいました。