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「国際組織論」の授業に香港、メキシコ、タンザニアのゲストスピーカーが来られました

11月24日、「国際組織論」の授業に、香港、メキシコ、タンザニアからのゲストスピーカーをお迎えしました。

3名の方は、国際的な環境での経験について、その楽しさや難しさについて話してくれました。
香港のゴードンさんは、日本、台湾、ケニア、香港などでの挨拶や食事(牡蠣とビール)の仕方を例に、その国おけるタブーを理解することの大切さと現地の生活や方法を受け入れることが大切という話をしてくれました。
メキシコのアレハンドラさんは、香港とメキシコの労働環境を比較し、香港では周りを観察するスキルが大切である一方、メキシコでは問題を解決する能力が大切であると、国によって重視される点が異なることを説明してくれました。
タンザニアのモヨさんは、香港の人はあまり挨拶をしないが次第に慣れたことや、イギリスでの差別的扱いを受けたがそれを個人的なものと考えず受け流すことにしたという話を踏まえて、異なる文化に入ると必ずストレスは出てくるが、それを乗り越え楽しむことができるということを話してくれました。

質疑応答では、学生から「国際的な環境では、見た目や話し方の違いで差別が起こりやすいが、それへの対処はどのようにしているのか」という質問に対して、「差別されても、それはあなたの問題ではなく相手の問題である。人は誰でも自分の文化が一番だと勘違いしやすい。しかし、どの文化にも同じくらいの価値がある。相手の文化を尊重しながら、自分の文化を大切にすることが重要である」との回答がありました。また、「英語のアクセント(訛り)は恥じるものではなく、それで話すことで自分の文化を相手に伝えている。だから自信を持って話したらよい」というアドバイスもありました。