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ひろしま自動車産学官連携推進会議によるカーボンニュートラルに向けた講演を開催

11月9日、「地域デザイン論」の授業において、ひろしま自動車産学官連携推進会議(ひろ自連)より講師の方をお招きし、カーボンニュートラルに向けた講演を行いました。授業には、国際コミュニティ学部3・4年生の22名の学生が参加しました。
また同日に全学生や教職員を対象とし、マツダ株式会社の次世代バイオディーゼル燃料実証実験車両の展示も行いました。お昼休憩の時間帯には、マツダ株式会社の取り組みに興味を持ち、見学する学生の姿がみられました。

本講演は、地域企業のカーボンニュートラルに向けた取組や課題について講演することで、日本のエネルギーに関しての知識普及を図ることを目的としています。国際コミュニティ学部は、様々な立場から地域をデザインしていくことに従事する希望する学生が多いです。そのため、環境問題やエネルギー問題も自分ごとと捉え、身の回りではどのようなことが起きているかを知り、今後のキャリア等に活かしてもらうため、実施しました。

「クルマのカーボンニュートラル ~Well-to-Wheel、LCA、そしてCN実現のために~」と題し行われた講演では、カーボンニュートラルに向けた国のエネルギー政策と行政の支援や、マツダのカーボンニュートラル化に向けた取組と課題などを講演いただき、カーボンニュートラルに関する専門的な知識や地域の産業に与える影響の大きさなどを学びました。
またカーボンニュートラルの取り組みが廃棄物のリサイクルにもつながる例をご紹介いただき、色々な分野が関係しあっていることを学びました。

公式的な思考になるのではなく、環境問題やエネルギー問題を広くかつ自分ごとと捉え、自分でできることから取り組んでいく姿勢、分野を超えて協働して課題を解決する姿勢を今後に活かしてくれることを期待しています。

ひろしま自動車産学官連携推進会議(ひろ自連)

広島県の基幹産業である自動車産業の発展を通じた地域活性化を趣旨とする「2030年産学官連携ビジョン」を掲げ、その着実な実現を図る団体。常任団体として、広島県、マツダ株式会社、中国経済産業局など。