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国際コミュニティ学部 矢部恒夫教授の最終講義を行いました

119日、国際コミュニティ学部 矢部恒夫教授の最終講義が行われました。「私の労働法~いま考える、労働法って何?」をテーマに、研究者になるまでの経緯や長年研究されたフランス労働法についてお話いただきました。 

初めに、ご自身の生い立ちから高校時代の労働法やフランスとの出会い、大学時代、大学院生時代についてお話いただき、矢部教授の研究者への歩みを知ることができました。
次に、1983年に本学に着任されてから、ご自身の授業に試行錯誤されつつも、法律学科、地域行政学科の教育においては学生がより深く考えるようになることを重視してきたと語られました。
研究分野である労働法については、労働法が作られた歴史的背景を説明されたうえで「労働法は労働者のためにあるべき」と強調されました。最後に『「考える」という行為を常に続けてください』との言葉で締めくくられました。

 本講義には、履修者だけでなく多くの教職員が集い、矢部教授のご退職を惜しみつつ、講義を拝聴しました。また、コロナ禍で対面授業の受講人数を制限していることから、オンラインで同時配信を行い、全体で170名ほどの学生が矢部教授の最終講義に参加しました。講義後には、学生から花束の贈呈などがありました。

 矢部教授のご健康とますますのご活躍を祈念いたします。