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研究成果発信プログラム<「未来」の社会へつながる博物館>を実施しました

11月8日、修道学園創始300周年記念事業の一つとして、研究成果発信プログラムを実施しました。
本プログラムは、本学に約200名在籍する研究者の日頃の研究活動や研究成果を広く社会に発信するものです。第1弾となる今回は<「未来」の社会へつながる博物館>というテーマの下、講演と展示を行い、48名の方にご参加いただきました。
講演ではまず、国立科学博物館・藤田博士から博物館の研究機関としての側面についてご解説いただきました。続いて、博物館が保有する標本を用いた研究、あるいは標本を収集して分析・分類する博物学的なアプローチによる研究の具体的な活動や成果について、人間環境学部・岡西教授、同・長谷川助教が発表しました。そして、人文学部・山川教授が個々の研究を知として蓄積し、それらの知に市民が触れる場を提供する博物館の機能や、生涯学習の在り方について解説しました。
講演会場の外には、発表者のほか広島市安佐動物公園にもご協力もいただき、様々な標本やパネル、資料を展示しました。

【講演】
 藤田 敏彦 博士(国立科学博物館 動物研究部/東京大学大学院 理学系研究科)
  「博物館って何?展示の奥にある標本の世界」
 岡西 政典 教授(広島修道大学 人間環境学部)
  「クモヒトデ標本から未来を探る」
 長谷川 尚弘 助教(広島修道大学 人間環境学部)
  「ホヤの博物学-標本庫に蓄えられた海の記録-」
 山川 肖美 教授(広島修道大学 人文学部)
  「生涯学習実践研究からみた『未来』の博物館への期待」