2月7日、広島経済同友会創業支援委員会と連携し、学生の起業マインドを醸成するイベントを開催し、学生41名、教職員など関係者29名、計70名が参加しました。

本学は、2015年に締結した広島経済同友会との連携協定に基づき、起業マインド醸成のイベントや企業見学バスツアーなど様々な連携活動を行っています。このたびは、起業等の経験から仕事のやりがいや苦労などを聴き、参加者が自らのキャリアに関する振り返りやこれからのキャリア構築に向けての気づきなどを考えるイベントとして開催しました。起業マインド醸成のためのイベントとしては、今回で3回目です。

第1部は、サンフレッチェ広島の元選手で現在はサンフレッチェ広島のアンバサダーである森﨑浩司氏と、同じくサンフレッチェ広島の元選手で現在は株式会社ベアフット代表取締役の中島浩司氏によるトークイベント「セカンドキャリア（第2の起業）成功の秘訣」でした。
トークイベントでは、サッカー選手から初代アンバサダーに就任したときのお話や、起業したときのエピソードや苦労話など、お二人のセカンドキャリアに対する様々な想いを伺いました。学生へのアドバイスとして、森﨑氏からは「やりたいことを考え、突き詰めていってほしい。最初からうまくいくことばかりではないが、様々なことにチャレンジして失敗も経験しながら、後悔しないように大学生活を過ごしてほしい。」、中島氏からは「人との縁を作っていくことが次の縁につながる。人との出会いを大切にしてほしい。」というメッセージをいただきました。学生たちは、普段なかなか聞くことのできないお話を熱心に聞いていました。

第2部では、「経営者に聞いてみよう！～経営者と大学生との質問＆交流会～」と題し、第1部にご登壇いただいたお二人に加え、ひろぎんキャピタルパートナーズ株式会社代表取締役の増井慶太郎氏、ひろぎんヒューマンリソース顧問の原田美穂氏、中国電力株式会社取締役常務執行役員の船木徹氏も登壇し、学生の質問などにお答えいただきました。
会社全体を俯瞰する視点を持つための方策にかかる学生からの質問に対しては、「まず、社会人として土台となるスキル、知識を身に着け、そのうえで自分のポジションより1つ上のポジションで考えるようにすればいい」、「興味関心を持ち続けることが大事、興味を持ち続けていれば自然に知識は集まる」といったお話をいただきました。

イベントの最後には、サンフレッチェ広島の2023モデルのユニフォームが当たる抽選会を行い、大いに盛り上がりました。