8月3日、2022年度第1回FD・SD研修会「修道力フォーラム」を開催しました。
修道力フォーラムは2011年から全教職員を対象に開催しています。新型コロナウイルス感染症感染拡大以降、オンラインで開催していましたが、今回初めて、対面とオンラインのハイブリット型で開催しました。

今回は、高等教育機関にとって重要な「教育の質保証」をメインテーマに、教職員が一緒に考える機会としました。
第1部の基調講演では、「学修者本位の教育と学修成果の可視化」というテーマで株式会社進研アド マーケティングリサーチ部 主席研究員 中村浩二様にご講演いただきました。
中村様は過去には進研アドが発行する大学教職員向けの情報誌『Between』の編集長も務められており、高大の教育に精通しています。講演では、これまでのご経験や他大学の事例なども踏まえ、お話いただきました。

第2部では、学修成果の可視化の取り組み事例について、国際コミュニティ学部佐渡学部長と経済科学部井寄教務主任から発表があり、その後、中村様、佐渡学部長、井寄教務主任、羅副学長でパネルディスカッションを行いました。参加者からは、多くの質問や意見が投げかけられました。

研修会を通して、教育の質保証の概要を知るとともに、取り組み事例や他大学の例を知ることで、教員・職員それぞれの立場で教育の質保証に向けて、取り組むべき課題を明確にすることができました。