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【国際ボランティアサークルAiWELL】海外ボランティアに参加

2月24日~3月4日の約10日間、国際ボランティアサークルAiWELLのメンバー5名が認定NGOハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンの主催する海外建築ボランティア「グローバル・ビレッジ」に参加し、「カンボジアに家を建築する」というプロジェクトを達成しました。参加メンバーと学生からのコメントは以下のとおりです。

【参加メンバー】
文徳 萌夏 (健康科学部心理学科3年)
中村 勇大 (商学部商学科4年)
炭本 和 (人文学部英語英文学科3年)
稲村 幸音 (法学部法律学科2年)
濱口 侑咲 (健康科学部心理学科2年)

代表学生のコメント:文徳 萌夏さん(健康科学部心理学科3年)

私たちは、“誰もがきちんとした場所で暮らせる世界” の実現を目指し、日々活動を行っています。コロナウイルスの蔓延により派遣が中止されていたため、国内での活動を続けていましたが、約4年ぶりに海外での活動が実現しました。

今回、私たちのチームはカンボジアで二棟の家の建築活動を行ってきました。1棟は完成、もう1棟は土台を完成させることが出来ました。その家に暮らす家族が今住んでいる家を見せていただきましたが、想像していた以上に狭く、劣化が進んでおり、穴が空いていて風や雨を凌ぐこともできない状態でした。家族全員が家の中で寝ることはできず、誰かが外で寝るという話も聞きました。はやく安全で快適な家で暮らして欲しいという気持ちで、毎日猛暑の中必死で家を建てました。
家が完成した時、その家に住む家族は泣いて喜んでくれました。ありがとう、ありがとうと何度も何度も言っていただけて、本当に来てよかったと心から思いました。そして、これからもこの家でずっとずっと幸せに暮らして欲しいと心から願いながら私たちは日本に帰りました。

私は今回はじめて日本から出て、いわゆる発展途上国と呼ばれる国の現状をこの目で見てきました。路上で寝る人、物乞いをする子供、ゴミが散乱した道路。日本では見ることの無い光景や、経験することの無い出来事がたくさんありました。だけど、そこに住む人達はみんな幸せそうに見えました。みんな優しくて、自由で、陽気で、笑顔が素敵でした。日本に住む私たちよりずっと、人生を楽しんでいるように感じました。貧困=不幸、可哀想だと心のどこかで決めつけてしまっていましたが、そうではないということを自分の目で見て、耳で聞いて、知ることができました。

私たち国際ボランティアサークルAiWELLは、これからも様々な国で家族が安心して暮らせる家を建てていきます。私たちと一緒に活動してくれるメンバーを募集中です!