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「NHK大学セミナーin広島修道大学」を開催しました。

チーフ・プロデューサー(ディレクター)佐藤淳一氏

7月10日、全学共通科目「地理学」の授業において、昨年まで『ブラタモリ』の制作を担当していたチーフ・プロデューサー佐藤淳一氏(現在は広島放送局在籍)を講師にお招きし、NHK広島放送局との共催で「NHK大学セミナーin広島修道大学」を開催しました。

佐藤チーフ・プロデューサーから『ブラタモリ』の制作にあたり、どのような点に着目して番組を制作したかについて説明をいただき、プロデューサー(ディレクター)の役割や苦労話や楽しさについてお話しいただきました。また、地理学の講義とも密接に関わる、三角州の地形と干拓によってつくられた広島の町を巡る『ブラタモリ#48「広島」』の一場面のビデオを視聴しました。

その後、地理学担当の川瀬商学部教授から「地形図から見た広島市の地形の変遷」について講義がなされました。明治から昭和にかけての広島と現代の広島市の地形図をもとに授業が行われ、かつて7本あった川のうちの西側の2本が太田川放水路として1967年に整備され、現在は6本になり洪水を防いでいること、白神社までが三角州で、それ以南が干拓や埋め立てで土地が作られたことが説明され、『ブラタモリ#48「広島」』の「広島は三角州の南の浅瀬を干拓することで大きくなった」という場面の再確認ができました。

受講した学生の感想

・長年広島に住んでいて、知らないことがたくさんあり大変勉強になりました。地理で広島=三角州と習いましたが、今日で点と点がつながりとても楽しかった。
・地理に対する関心が大きくなり、町を歩いて発見してみたくなった。
・ブラタモリの制作の話が聞けて、参考になった。

NHK大学セミナーの様子