12月2日、「第2回広島県大学生地域連携活動発表会」が県立広島大学で開催されました。この発表会は、学生の地域活動の意義に関する講演を通じて、また多様な学生の地域貢献について学生自身が発表を行い、他大学の事例を知ることで切磋琢磨する学びの場を提供することを目的に開催され、今年度は県内15大学の学生が集結しました。本学からは、2022年度から2年間活動している、地域つながるプロジェクト「宮島観光活性化プロジェクト～観光と言語がつなぐ地域の輪～」の学生3名が発表者として参加しました。

「宮島観光活性化プロジェクト～観光と言語がつなぐ地域の輪～」は、観光地としての宮島が抱える外国語表記を伴う標識や看板等に関わる言語景観の課題に取り組み、外国人観光客にとってやさしい観光の実現を目的に、学部・学年の垣根を超えた1年生から4年生、総勢12名の学生が、主体的に活動をしています。

発表会では、観光地宮島の課題や2年間の活動等について、プレゼンテーション発表をしました。今年度の取り組みとして、外国人観光客にも伝わりやすい「やさしい日本語」の活用や宮島中江町で9月に開催された「ちゅうえマルシェ」への参加の様子を来場者に向けて発表しました。また、プレゼンテーション発表終了後のポスターセッションでは、来場者からの活動に関する質問に答えながら、コミュニケーションをとる様子も見られました。

今回の発表会に参加し、他大学の発表を聞くことで、自分たちの活動の振り返りと今後の活動の改善につながる機会となりました。今後も、本プロジェクトは外国人観光客と地域の架け橋となれるよう、活動して参ります。