2022年度災害ボランティアリーダー養成講習会を6/16、6/23、7/7の3日程で開催しました。第3回目(7/7)の講習会は、若者活動サポートセンター 代表 秦野英子氏を講師にお招きして、「復旧から復興へ。学生だからこそできる継続的な支援」をテーマに開催し、39名の学生が参加しました。

今回の講習会では、平成26年8月豪雨による安佐北区の被災事例から被災地支援の実態が学生に伝えられました。また、災害を「有事(自然災害等の非常時)」、復旧・復興を「平時(いつも・当たり前)」を取り戻すための活動とし、学生が災害復旧・復興支援に継続的に関わる意義と具体的な関わり方を考える機会となりました。

参加学生からは、
「被災者の方々との関係を築き、長期的に支えていくことが大切であるということが印象に残りました。」
「災害ボランティアとしての活動は多岐にわたることが分かりました。また、復旧・復興までの道のりは想像よりも時間がかかるものであると理解できました。」
などの声が聞かれ、この講習会をきっかけに学生がこれまでもっていた被災地や被災者への支援に対するイメージがより具体的なものに変化したことが伺えます。

また、第1回目から第3回目までの参加学生は延べ121名で、3日程全て受講した30名には修了証が渡されました。各回受講後アンケートによる学生の参加理由としては、「災害ボランティアに関心があったから」が最も多く、他にも「災害ボランティア参加時には学生リーダーの役割を担いたいと思っているから」「災害に備えて、自分のできることを考えておきたかったから」などの回答も多く寄せられ、学生が様々な想いで講習会に参加したことが分かりました。