9月12日、本学の外国人留学生寮「インターナショナルハウス」(広島市中区広瀬北町)で、防災訓練を実施しました。寮に住む留学生ら約20人が参加し、火災発生を想定した避難・消火訓練、救命講習などを行いました。
訓練では、火災報知器の作動を合図に、学生たちが階段を使って屋外へ速やかに避難。リーダー役の学生が「逃げ遅れた者はいません」と確認の報告を行うなど、冷静に対応していました。
続く消火訓練では、避難ばしごを降りたり、参加者が「火事だ! 火事だ!」と日本語で周囲に呼びかけながら、初期消火の手順を実践。日本赤十字社による心肺蘇生法の救命講習では、AED(自動体外式除細動器)を使用した心臓マッサージにも取り組みました。
訓練終了後にはバディ学生も加わり、新入留学生の歓迎会を行いました。
参加した学生からは「AEDの操作を初めて行った」「初めての日本の生活に不安を感じていたが、今回の訓練を受けて嬉しかった」などの声が聞かれ、今後の防災意識向上に向け、意義ある一日になりました。

消火器を使った消火訓練

避難ばしごを降りる学生

心臓マッサージの演習

全員で集合写真